【ネタバレあり】武則天～世界女帝列伝のレビューと感想

まだ途中までですが

世界史で悪名高い武則天がどんなふうに描かれるんだろうというのと、作画の綺麗さに惹かれて読み始めました。

誇り高さ、向上心、賢さ、美貌、野心を兼ね備えた幼い武才人、とても魅力的です。

皇后に迎えられてから、武則天を悪女と言わしめた初めての有名なエピソードがどう表現されるのかが楽しみです。

ステレオタイプの安心感

悪女として名を馳せた則天武后の幼少期からの物語。列伝として、特に意外性もなく、ステレオタイプの成り上がりぶりが描かれている。だからこその安心感もある。

頑張る

貧乏で、どん底でも頑張れば這い上がれる。
そんな、気分になれそうなマンガです!

女性ならではの戦術やはりこうでなくちゃ!

ドラマチック

中国でもドラマ化されていましたが、本当に則天武后の人生は壮大でドラマチックだなぁと思います。
頭の良い方だったのだと思いますが、実子を彼女が殺したと、小説やドラマでも描かれてますが本当はバレてたのかな。
でも揉み消されてたのか？ちょっと気になりますね。

時代を生き抜いてきた女性

とにかく、幼くして壮絶な苦労を乗り越え、また勝ち上がるその様、たしかに龍のようです。強さ、美しさ、知性、それを活かし家族を守ることの覚悟に感銘をうけました。それにしても、このような時代があったとは。惨すぎる。

この作者の方の漫画が好きなのと無料だからという理由で読みはじめました。途中かわいそうで目をそらしたくなるシーンもありましたが賢く成り上がっていくところが面白かったです

人の一生を考えさせられる。

武則天は、歴史的に耳にしていた女帝で、難しい中国の言い回しや身分制度の理解の為、ハードルが高かったのですが、この作品で読み解き学ぶ事ができました。他の人の解釈での作品も観てみたいです。劇画タッチなので、女性向けの繊細なタッチで観たいという気にもなりました。皇帝の座を狙うドロドロさをもっと前面に出して欲しい気もします。それでこそ、中国ウン前年の歴史(笑)の醍醐味ではないでしょうか・・・