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5.0
BLだということを忘れさせられるほど、恋するということの本質を突き付けられました。
ゲイの自覚がある故に世間や常識を超えられない利人。一方、自分の思いに正直な光。そんな光の気持ちが頑な利人の心をゆっくりと溶かしていく…
恋って自分でも止められない気持ちの流れですね。
時間をかけて、お互いの気持ちが寄り添うところまでが『同級生』です。
ところで利人が進路指導の時にハラセンに言われた『…草壁はそうではないよ』この言葉が利人の心の抑止力になり、その後のシリーズでさらに深い問題を提起することになります。
シリーズ読みをする事をおススメします！
4
4.0
アニメで観て、佐条くんと草壁くんの二人の恋の行方が気になって、シリーズ読破しました。
絵が好き嫌い分かれるかもしれませんが、クールな佐条くんが時に色っぽく見えたり、チャラそうに見えた草壁くんが一途だったり、強面の原先生が可愛らしかったり、登場するキャラクターが魅力的なので、絵のタッチまで好きになってきます。
『同級生』→冬→春→『空と原』→『O.B.1』→『O.B.2』まで進むと、それぞれの恋の結末が楽しめます。
時間とポイントに余裕があれば、是非！
続きが気になって読み進めたのに、完結してしまったことが淋しくて…💧
佐条くんは薬学部を出て、どんな職業に就くの？草壁くんはギタリストとして成功するの？結婚て、どんな形で実現するの？
読者に想像させてくれるのも素敵ですが、
さらに後日談を書いていただけることを願っています。
4
5.0
男子高校生の揺れ動く気持ちがしっかりと描かれている素敵なストーリーです。大げさな展開などは一切ないのに、日常の一コマ一コマが二人の素直な気持ちとともに美しく描かれ、自然と涙がこぼれるストーリです。お互いを思う気持ちが偽りなく読者に伝わり、最高の作品に出会えたと思えるのです。映画化されていますが、映像も原作のテイストが全く失われることなく、素朴で美しい画、音楽とともに心に染み入ります。
3
5.0
この作品はシリーズで読んでいる上に、メディア化された方も観ました。どハマりです。
どぎついエロシーンがない事でかえって洗練されたエロを感じます。エロというか、色気ですかね。恋に落ちて、どんどん好きになって色々考えて…っていう、恋愛の王道に同性愛も異性愛も変わりはないし、主人公２人が２人共可愛らしく原先生も良いスパイスになり…本当に良い作品です。
ここで書くことではないかもしれないけれどアニメも割と良いですよ。声優さんの声は正直イマイチですけど、押尾コータローさんの音楽が世界観をまとめ上げてて素敵です。
この作家さんには今後も期待しています。
0
5.0
同級生で同じクラス
真面目クールと真っ直ぐなバンドマン
仲良くなるのに時間はかからない
２人の気持ちだけをみていると
とても幸せで
なんて素敵な純愛…と思う。
けれど、光には影があるように
上手くいく人達の一方で
切なく散りゆく人もいると…(先生)
先生もいい人なだけに
みていてとても心苦しかったです。
もしタイミングさえ間違えていなければ、先生が上手くいってたのではないかと思うと尚更に。
絶対みんなに幸せになってほしい
って思わせられる作品でした。
4作品全て読むことをオススメします
0
5.0
もう何回目かわからんくらいこのシリーズ、無限ループを繰り返しとる。好き過ぎて好き過ぎて。キス止まりのこの「同級生」ゲイである利人が少し遠慮がちで、やはりノンケの光をこちらに引き摺り込んでしまったという罪悪感が付き纏うからか。いっそ光のように想いに全く曇りなく真っ直ぐでいられたら楽なのに。ノンケでありながらも利人がはつ恋だと友に指摘されたりなんかして。あー尊い2人。
0
5.0
勧められて読んでみましたが、シリーズ読破＋何度も読み返してます。物語に漂う雰囲気、セリフのリズムが心地よく、BLとかそう言うジャンルの偏見なしに、草壁と佐条のストーリーを純粋に読むという事に没頭してしまいます。2人ともすごく魅力的で、自分のコンディションで目線が変わって、その時々で感情が変わるとっても不思議な作品です。
2
5.0
薫りの継承を読んでから、この作家さんの他の話も読んでみたくなり、180度違う雰囲気で、本当にファンになりました。
薫りの継承も凄く好きな作品でこちらの話も微笑ましい話です。
私はこのシリーズ読んだので、草壁の男気が好きですね。なんかね包容力とか素敵なんです。
ぜひ、続編を！
2
5.0
中村明日美子さんは美麗な絵が目立ちますが、素晴らしいストーリーテラーだと何かで書かれていたのを覚えています。
その通りで、10代の若くて繊細な感覚や大人になりかけだけど真っ直ぐな気持ちが学校生活を通して描かれていて、中村さんにしか描けない綺麗な絵で表現されています。
本を持っていますが、今後も絶対手放しません。
1
5.0
隠れていたのか。アニメで１話だけ偶然観た、教室で２人きりでキス。サジョーの背骨をつま弾く光。
それから探して、やっとコミックで観れるにいたった。
それでなくとも、感受性豊かな年頃…けれどもキュンではなく、溺れてゆくような感覚。
『だって、』光の告白にサジョーもこたえた形なのかな。
改めてシリーズを読み直しています。
0
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