4.0
あかねほたるのはなしだけ
紅音ほたるの話だけ読みました。
私も彼女と近い幼少期を送りました。彼女はストレス発散法とは違い、私は自傷と過食(盗み食い)でした。
自分が、母が私を生んだ年齢になって始めて「ああ、母も大変だったんだな」と思えるようになり、許せました。
虐待なんて言葉のない時代、厳しいしつけとして親からこういった扱いを受けるという経験をした人は少なくないはずです。
最後の下り、わかりすぎて泣けました。
殴られても罵られても、それでも母を愛してて、分かりやすい形で愛されたかったっていう気持ち、すごくわかりました。
できるだけ多くの、若い人たちに読んでほしいです。
by
匿名希望
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