みんなのレビューと感想「捨てられた偽り公女が帰ってきた理由」（ネタバレ非表示）（7ページ目）

カラーなんですが絵柄が幼稚な感じがしてこのまま読み進めるにはうーんという感じ。ストーリーもよく頭に入ってこない。

三つの名前をもつ女

　シャイロ、クレア、サシャ…ヒロイン自身が望んで得た名前もあるし、周囲の都合で押し付けられたものもある。いずれにせよ、「理不尽」という流れに身を任せる他、生きる術の無かったヒロイン「シャイロ」。貴族社会の中で、平民の立場とは、貧困とは、いかに人としての尊厳を奪うものだったのか、改めて「歴史」を突きつけられたような気がする。
　それにしてもケイロップ、何がどうしてどうなって、こんなスレた男に育ってしまった？彼、ヒーロー候補だよね？二人のあの出会いの、初恋風のほろ甘い雰囲気は、何だったの？と思ってしまうくらい、正直クズ男。これが、単なる拗らせたツンデレを装っているだけなら、まだいいんだけれど…
　正直、作品詳細のあらすじで、ほぼ初回配信分の内容は網羅されていると思う。シャイロの本当の人生はむしろここから。捨てられた偽り公女が帰ってきた理由？それはもちろん「何がなんでも幸せになること」
　どんな方法で、手段で、形で、シャイロが「幸せ」になるのか、彼女の生き様を見守っていきたい。

表情がかたい…

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おそらく、よく考えられた物語なのだと思う。
表情や動きがかたく、また回想シーンと何故か多用される夜の場面（いやらしい訳ではない）の為、イマイチストーリーが入って来ないので、面白い！と言えないのが残念。

色使いはとても綺麗だと思うんだけどなぁ

話が分かりにくい

主人公は幼い頃に母と死に別れ、施設で育っていたが、とある娘を亡くした貴族に、その娘の代わりとして引き取られ、そのまま、8年間をその家族の家で過ごす。

主人公は、お嬢様として育てられるが、自らの出自もあり、それなりに自分の立場をわきまえ、自分に冷たく当たる侍女たちにも、自分なりの気の使い方で過ごして来た。

ところが、ある日、死んだと思われていた娘が戻り、ここから、主人公の人生が
再び狂い始める。

戻ってきた本当の娘の性格が悪く、主人公を悪者にしたてあげ、家族は家族で、主人公に手のひらを返したように冷たくなる。

辛い日々を送る主人公は、ある出来事をきっかけに、家を出て、信頼のおける夫人の家に住み込むのだが、夫人からは、きつくこの家の4階に上がって住んでいる人に会ってはいけないと注意される。

ところが、偶然、この4階の人物と会い、何度か話をしているうちに心を通わせるが、結局、時が来て、別れることになり、この人物から、彼の母の形見を渡される。

そうこうしてるうちに、主人公の誕生パーティーを、以前、娘として育てられていた家が開催することとなり、赴くが、そこで、さつ・人事件が起こる。

この事件のあった場に、なぜか、以前、夫人の館で会った青年が現れて、主人公を助けてくれる。

そのまま、青年の家に住むことになり、青年の援助を受けて3年間の時を経て歌姫として、彼女は成功している。

そんな時、再び、ひどいいじめを受けた家族の家の本物の娘に再会する。
本物の娘に今までの事を復讐すると話す主人公。

これとは、また、別に、支援を受けた青年と愛し合っているように見えるのだが、実は、青年は主人公を利用して、何かを企んでいる。。。

と言うストーリーですが、内容を詰め込み過ぎで、1話の冒頭のシーンを理解するまで10話以上かかるし、イマイチ、なぜかわからないけど、主人公にも感情移入しにくい。

この後、面白くなるかどうか分からないけど、とりあえず、無料分が分かりづらくて、もう少し無料分増やして、話をつかみやすくした方がいいんじゃないかなと思う。