あなたが私を手に入れたいのなら

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無料イッキ読み:3話まで 毎日無料:2025/11/30 11:59 まで
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あらすじ
「偽りの愛の果てに待つものは…?」婚約者に恋人が出来たと聞いた「キーサ」は、真相を確かめるために婚約者「ダニエル」のもとを訪れる。しかしダニエルは事実を否定するどころか、キーサを愚かだと侮辱する。キーサは、その裏切りを許すことができなかった。父親の反対により婚約破棄が難航していたその時、彼女の前に一人の男性が現れる。それは亡き兄に代わり公爵となった「セイオッド」。キーサは彼との秘密の契約結婚を通して自由を手に入れる。全てが順調に思えた矢先、元婚約者からセイオッドの危険な秘密に関する手紙が届く…。セイオッドは一体何を隠しているのか?
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みんなのレビュー
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4.0
手に入れたいものは?
タイトルにある「あなた」と「私」は、一体誰を指すのでしょう…小人物ダニエルが、今更ヒロインキーサを手に入れたがったとしても、それをストーリーの中心に据えることは、まずあり得ない。まあ、普通にキーサ目線で考えるなら、「あなた」は、ヒーローセイオッド、そして「私」は、キーサってことになる。でも、この話、そんなに単純かしらん?
視点を変えると、「あなた」はキーサ、「私」がセイオッドでも、十分あり得る。そして、もっと斜めに見ると、「あなた」はアルタ姫、「私」がセイオッド、あるいは、その逆も…意味深なタイトルには、いつも振り回されます。
自分の頭で考えることをしてこなかったヒロインキーサ、詭弁だらけの(元)婚約者ダニエル、家門至上主義の父バンスフェルト伯爵、公爵夫人になるためには手段を選ばないアルタ姫、人の不幸は蜜の味という有象無象のモブたち…一癖も二癖もある登場人物ばかりで、気の休まる暇がありません。ヒーローセイオッドでさえ、見せているとおりの人物と信じてよいのか…
偽りの愛の果てどころか、偽りの関係ばかりで、読むのに相応のエネルギーを使います。それでも、自尊心をもち始めたキーサに幸あれと願うのは、ご都合主義でしょうか。by Mayaya-
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5.0
20話まで読んだら最後でスッキリ
中世の貴族社会で生きる女性達は大変だったんだね。
威厳を持った父親には逆らえ無い。結婚も小さい時に親同士が決めた。それも家柄や、自分の家に利益があるかどうかで決まった話しだ。
娘は利用する為の道具扱い。もしくは家長が娘に意思を持たせ無いように教育した?
キーサが、小さい時に婚約していた相手ダニエルが未亡人と浮気していた話しを聞いた。その後浮気現場を目撃してから、キーサの婚約破棄に向けての戦い?(大袈裟)が始まった。
最初の頃は父親が「男には女の一人や二人…」とか居て当たり前だと怒っていた。
浮気現場でダニエルに問い詰めたら、逆に教養が無い馬鹿でも従順だから婚約してやったと言われた。ダニエルが言っていた論文がちんぷんかんぷんで、悔しくて図書館に行って本を開いたが…何度読んでも皆目わからず泣いてしまった。
そこに来たのがセイオッドだった。
セイオッドは頭から圧力をかける言い方はしなかった。キーサの意思を尊重して話を聞いてくれるから、話しやすくて今までの事を話した。
お互い好きでも無い相手と縁談が持ち上がっている事で、セイオッドから期限付きの婚約はどうかと提案された。
だけど、クズのダニエルがしつこく食い下がってくる。
キーサの友人?(と言っても父親から勧められた付き合い上の友人)だから、キーサを心配していると良いながら、キーサに不利な噂を広めていた腹黒令嬢。
セイオッドの亡くなった兄の婚約者が、セイオッドの婚約者候補に上がっていてキーサの友人でもある。チャリティーパーティーでも嫌がらせするダニエルと友人。それを逆手に取ってセイオッドがキーサとの婚約を参加者の前で発表した!
まだ先に色々ありそうだけど、とりあえずほっとした。by ヨルネズコ-
82
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5.0
10年来の婚約者であるダニエルから手ひどい裏切りを受けたキーサ。
傷心の彼女は、出かけた先の図書館で優しく声を掛けてくれたセイオッドという青年に出会う。苦手なイメージを持っていた赤毛の彼とキーサは、本を通じて接近していく…
どこかで見た絵柄だな、と思ったらフカキショウコ様!
原作ありの今作品ですが、この方の描く男女は素晴らしく色っぽくて退廃的です。(ぜひ「魔鬼」も読んでください…超名作です!)
前作もなんですけど、この話も、抑圧された女性の苦しみや怒り、自由への渇望が余す所なく描かれています。
婚約者の傲慢さもなんですけど、キーサ父の娘への態度も酷すぎて怒り心頭です。
キーサと出会うセイオッド、多分この人が男主人公の立ち位置だと思うんですけど、彼もまた、理不尽な運命に晒されている人でもあります。
虐げ、無視し、傷つけてくる相手にどう立ち向かうか。
2人がどう運命を切り開き、愛を育んでいくか。
楽しみに読み進めていきたいです。
だけどきっとこの話も物凄い常念ドッロドロの展開になりそう…wby tinyなピーラー-
20
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4.0
NEW新婚約者にも裏がありそうで怖い!
無料分25話までの感想。モラハラ婚約者ダニエルも、友人のフリした令嬢も、キーサを馬鹿にしていて腹立たしい。
ダニエルが未亡人と浮気しているという噂を聞くところから始まる。彼は、彼女はただの友達だと言い、浮気を認めない。キーサは、彼が自分を馬鹿にする言動が悔しくて、図書館で泣いている時に、赤毛の公爵セイオッドと出会う。
その後、図書館で何度か偶然会う二人。彼も、この王国の姫(2ヶ月前に亡くなった双子の兄の元婚約者。)との婚姻を避けたいので、キーサに契約結婚を提案する。
聡明で行動力のある彼のお陰で、無事ダニエルと婚約破棄し、セイオッドとキーサの婚約を社交会で発表。姫がキーサに何かしそうで怖い。
セイオッドは紳士で優しいけど、彼の笑顔が本物なのか裏があるのかよく分からない。時折、彼から怖さも感じる。キーサが幸せになれればいいけど、彼も何か闇を感じる。続きもかなり気になる!by ピンディ-
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3.0
NEW意味深なタイトルに惹かれました
このタイトルは誰に向けているんだろう?
主人公キーサからヒーローのセイオッドへ?
それとも元婚約者ダニエルへ?
セイオッドから姫へ?
など、視点を変えたら幾人にも当てはめられるタイトルですね。
ストーリーは、大体が人間の嫌らしさが全面にあり、キーサに関わる皆んなが害に見える。
婚約者、その相手、父親、友達、姫、侍女にすら初めは嫌悪感を抱きました。
公爵家の血を引くセイオッドも今までの人生が訳ありなのもあり、お互いの利になるようにとキーサと手を取りあった訳ですが、周りから邪悪な妨害が沢山ありそう。でもまぁ恋に発展するんでしょう、きっと。
一話一話の読後は、爽快感とは決して言えないのですが、昼メロのような面白さがあり、無料分を有り難く読んでいます。by Aufregung-
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