【ネタバレあり】脇役悪女なので愛さないでくださいのレビューと感想

ありがちだけで読みのが楽しみ

やりたい放題で最期は処刑された皇后が転生。２回は心を入れ替えて、真摯に皇帝の為に頑張ったのに今度は皇帝がなくなる事態に。3回目は、1回目のやりたい放題の悪女皇后であった時の途中の人生。ここからのリカバーが大変な話だけど、ありがちなストーリーからひとつまみスパイスを入れているので、展開が面白い。ゴールがわかっていても、途中どう解決していくか楽しみ

神託のあやまりって…それで済む話ですか。その後間違えられたのに最後は処刑されるって理不尽極まりない。最初の人生では素行が悪かったので仕方ないかもしれない、2回目は心を入れ替えて努力し皇帝とも愛しあえたのに同じ結果に。
さて、3回目はどうできるでしょうか。先がきになります

とびきりせつない！

身から出たサビとはいっても、何をしても八方塞がりで大好きな人の死、自分の死を回避できないなんてどうすれば切り抜けられるのだろうか？

無科分読みました。ヒロインは何回も転生して脇役悪女になれるか?幸せになれるか?ポイントで読みたいと思います。

ありきたりだが少し違うかな。

物語に転生して、皇帝に恋して悪女にならないよう頑張ったにも関わらず、新たな神託で、ヒロイン以外の人が皇后につくのが正しかったと以前の神託を否定されます。しかし、皇帝はヒロインを愛してたから新しい神託には従わずにいたら自然災害やら何やらと色々問題が起こり、結局、反逆が起こってしまい皇帝はコ◯されて、ヒロインは投獄。その後、自◯します。
すると目が覚めるとまた、同じ人に回帰してしまいます。
既に皇后になって悪事を働いてる状態からの起死回生です。でも、今回は、新しい神託が下れば身を引き皇帝と離れる決意をしてます。ただ、悪女のままだと断罪されるので、悪い噂は払拭しつつ、皇帝を前世から愛しているものの離れなければ前世と同様に失ってしまうので、必要以上に皇帝には近付かず好意を示さないように頑張ります。
転生と回帰が混ざって、こうさせる力が女神なのか何なのか分かりませんが、ヒロインは本当に皇帝と離れられるのかなって。
何やら、前世に下された新しい神託の女性は悪意ありそうだし、前世とは違う出来事も起こってるし。
何より、これが気に食わないのですが、皇帝が頼りないと言うか弱っちいと言うか。トラウマとかは、仕方ないけどイマイチ、男らしさに欠けますね。今のところは。周りの貴族達にも弱いですしね。
ヒロイン的には、前世の記憶があるから大切にされた思い出や何よりも、神託より、自分を選んでくれた事実は重要だろうしなぁ。愛してたわけだから読者が情けない皇帝だなって思っても、ヒロインからしたら別物なんだろうね。
はてさて、今後はどうなるやら。そろそろ、例の女性の登場でしょうから。