【ネタバレあり】国王陛下、あなたを教育いたしますのレビューと感想（3ページ目）

設定が…

父親が宮廷で働いていて、自分も子供の家庭教師しているのにそんなに貧乏なのは何故？
普通の家庭教師なのかと思っていたら大学教授並みに賢いとか
初対面の女性に刃物を向けるくらいの暴君だったはずなのに、意外と簡単に良い子になっちゃう
主人公も賢くて優しくて明るく前向きで、お父さんも良い人で…ってちょっと子供向けのアニメっぽい感じがしてしまう
絵はきれいだと思いました

アンジェって男性？女性？胸あるよ？？

無料分75話まで読みました。
ジルがラシェリの顔を傷つけるとか、父は王宮勤め（結構要職な感じ）なのに貧乏とか、ラシェリもそんなに知識があるならもっと良い仕事あるだろ（引く手あまたと言う意味で）とか、ラシェリが関わるとあっという間に問題が解決するとか、いろいろツッコミどころが満載でした。

極めつけはアンジェがジルを悪魔の子と言った件。王座に魅了され、欲しがったのはアンジェやジルではなくアンジェの母だと思うのに、なぜジルに暴言を吐く必要があったのか。母が罪の意識に耐えかね自死したら怒りの矛先が王座に向かうまではわかるけど、それなら自分が王位継承権を放棄して王宮を去れば良かったんじゃないの？死を偽装したり他国に入り込むとか何でそんなにややこしいことしてるの？と思いました。（あとアンジェは男性なんですよね？胸があるから女性だと思ってた(^_^;)）

残り5話なので課金して読むのもありかなぁと思っていましたが、読まなくても話の展開が何となくわかるのでここまでで良いかな。

聡明なラシェリは暴君と噂される国王ジルの教育をすることに。家庭教師兼偽の婚約者になりジルの心を開くと国を正しく導いていく。賢く真面目で可愛いルシェリにジルも他国の王子も恋しちゃうのは納得。ラストにはジルの母や兄弟の話しも出てきて心を閉ざしていた理由もわかり伏線回収されています。

ファンタシー

ざ、ファンタシーって感じのお話です。多分主人公の女性と国王陛下がゆくゆくくっつくのかなと予想しています。

いいお話

サクサク読めます。いつも思うのは王様か偉いのではなく側で支え、力になってくれる人が本当に大事なのだと考えさせられます。
心を入れ替えて一生懸命に良い王になろうとする姿は見ていて心うたれます。沢山でなくても本当に心から支えあい、励ましあえる相手に合え、側にいてくれるというのは素晴らしい事ですね。

話の端々にちょっと違和感

そもそも、主人公の父親が宮殿勤めなのに、どうしてそんなに貧しいはずがある？　宮殿勤めなのにたった２人の家庭も維持できないなんて？　それとも、家が大きくて、その維持費が嵩むために貧しい状態なのかしら･･･？
そして、いきなり女性に刃を向けるほどの暴君？　更に、実際に彼女に切りつけてしまうなんて？　う～ん・・・　そこまでの暴君が、意外とあっさり改心するのにもちょっと違和感。まぁ、改心すること自体は万々歳だけどね。
しばらく読み進めてみたら、ちょっと面白くなってきた。陰謀ありありの外交とか。

可愛らしい！

暴君である若き国王陛下の家庭教師は前途多難！
最初から、暴君王と書かれているけど、実際は何だかとめもかわいいかも！

最初若くして国王となったジルは、
様々な事情からワザと暴君な態度を周囲に取り
手がつけられない印象を付けています。
読み進めればその理由も納得できるし、
わかるのですが…
誰彼構わず剣を振り回し、望まないとは言え
自分の家庭教師となる主人公のラシェリの顔まで
傷を付けたことだけは納得出来なかったです…>_<
悪意はなく、本当のジルは暴君などではないと
見抜き、その後謝罪もしてもらい、すんなりと
ラシェリは受け入れてましたが、許される事では
ないのでは…？と思ってしまいました。

ただ、総じてストーリーとしてはとても
面白かったです！
主人公ラシェリの聡明さは感服ですし、
改心後のジルもまた、とても素敵な国王陛下です。
本当に最初のちょっとした出来事だけが
どうも私としては引っかかってしまったので
評価は４つです。

ラシェリのような聡明で信念を持った女性が好きです！ジル様が好きにならないわけがない！2人の関係を壊すことができないくらいお互いを信頼してていい！

家庭教師のヒロインが偽婚約者として家庭教師を。最初は心開かずのヒーローも徐々に信用していく。閉ざされた心に入っていくのって難しいけどその人のひとつひとつの言動で人って変わるんだなと思った