【ネタバレあり】高飛車皇女は黙ってないのレビューと感想

無敵皇女

留学中の優秀な隣国皇女なので…ほぼ無敵。
真っ当な正論で
虐げられた令嬢を助けてあげるのは面白いけど…
正直そこまでしなくてもって思ってしまいました。

俗に言うざまぁ系なので
元婚約者が貴族除籍とか
令嬢の実家が不正がバレて没落とか
文字にすると定番の展開ですが
そこを丁寧に描写してくるのでリアルに見えて
可哀想にすら思えてきます。
元婚約者の「こんな仕打ちを受けるほどのことをしたのでしょうか？」と言うセリフ…
私も共感しそうになるくらい
結構手厳しいと感じてしまいます。

多少文字が多いですが
読んでいくと没入感を得られると思います。
かわいい絵柄なので若干華やかさは少なめかと。

ビシっと、客観的事実を述べて、相手の非を詳しく説明してくれるとともに、
それがどんな状況を引き起こすかとか、丁寧に伝えて、どうすればいいかと、提案をしていて、
とても優しいと思った。
自分だったら、提案なんかせずに、どんな状況を生み出しているのか、
相手の非を強調してしまいそう…

スカッと

なろう系で評判の小説コミカライズ。水戸黄門のように影を使って真実と正義を糺す皇女様。ヒロインが才色兼備で強いとスカッとします。助さんのような従者との関係、過去など、伏線が多そうで楽しみです。

第一章は、思ってたことを皇女様がバシッと言ってくれてスッキリしました。まぁこの当人達がポンコツ過ぎるんですけどね。皇女様は至極当たり前のことを言ってるだけなので。
こんな感じで次々と理不尽な令嬢系のあるあるをバッタバッタと薙ぎ倒していくのかと思ったら、第二章以降はすごく大がかりで緻密な根回しをもって丁寧に解決していく模様。
皇女様の台詞が多いですが、言葉遣いもちゃんとしてますし、皇女様のキャラも面白い。まぁでも台詞の内容自体は面白味がある訳でもなく普通だし、説明台詞っていうんですかね、正直疲れてきます。もっとそれぞれの人達の行動や言動で様子を汲み取れたらいいなと思いました。

正論殿下よね（笑）！すき

隣国の殿下皇女がとある学園に留学、そして初日からやらかす（笑）というか、ド正論をぶちかまし言い合いをしていたいざこざを難なくその場でおさめる、、、華麗で言葉巧みに、、美しい
うっとりする頭脳明晰秀才全てを兼ねそろえているような皇女〜♡♡次は一体どんな問題をクリアするのかめちゃくちゃ楽しみです！

かっこいい！女神それとも？

理詰めで隙なく、登場と同時に目が離せず、一言一句！聞き惚れてしまう。感動です。演劇部のヒロイン感も、相手をギャフンと言わすだけでなく説得させる、凄い女！

期待

絵が白黒なので、色に、まつわる描写をされてもピンとこないですね。でも話の内容は面白い。よくある略奪婚ですが、第三者の理解者としての目線は珍しい。

高飛車じゃありません、正論しか言ってない。

なろうに原作がありますので読んできましたが、無料分では序盤の序盤です。もっともっと深くクローディアと付き合っていくことになります。
登場人物のララやミリアーナなどももっと掘り下げていく話の展開となっており、あのシーンだけの登場人物ではないのだなと驚きました。
ララもミリアーナももともと素地が良かったからかふたりとも良い環境変化を経たのちに成長を遂げ、まぁミリアーナはもともと良いお嬢様でしたが、幸せそうな結末に落ち着いて良かったです。
ミリアーナを散々な目に遭わせたふたりとも鉄槌がちゃんと下って、すっきりした結末になったのも、さらに良かった。幸せな家庭環境ではなかったので存分に幸せになってもらいたいところ。
クローディアさまがきちんとミリアーナのために、存分に名誉回復してくれて、悪役きっちり落とし前つけてくれるところが素敵！

原作が物凄く素敵だから、これをコミカライズしてどんな風に描いてもらえるのか楽しみで仕方ない。ララのキャラクターもめっちゃいいのよ。
ミリアーナの妹のライラが最終的にどこまでも没落していく様がまたいい。中途半端に救いがなくて。ガッツリやりこめるところが皇女殿下よね。

高飛車なの？

高飛車に見えない。感情で動く人達に、理論で納得させていく。口論になるのを止めてる様に見えるけど、冷たく見られるかもね。でもでも、言い方が皇女様ですから丁寧で倫理的で合理的。そんな言葉を理解できる人ばかりでないのが大変なところ。言葉って難しいよね。しかも隣国から来て大変かも。でも、論破は正しいと気持ちが良いから楽しみ。

スカッとする

頭にくるような人たちを正論で言い負かす皇女、とってもかっこいい!
題名の通り黙ってなくてかっこいい
好きな作品です