【ネタバレあり】オオカミだけど傷つけませんのレビューと感想

生涯にたった一人しか愛せないなんて素敵と思ったけど、当人は残酷な呪いのようなものなんだろうな、ふられてしまったらどうしていいのか分からないもんな。次男が私は好きです。

オオカミさんと(ライオンの子なのに)ヒツジさんの恋のお話。舞踏会で出会って、友達になって、オオカミさんはヒツジさんが大好き。ヒツジさんもやっと自覚したのかなと思ったら、遠い学校にいくことになり、離ればなれに。これからどうなるか、心配です。

初恋を一途に思い続けるって辛いこともあるだろうけどいいなー！なんか肉食と草食で色々あるけど応援したくなる！

ローマンの一途な愛、すごくいいなって思います。一族特有なんだね、生涯に一人か、ある意味地獄にもなるし天国にもなるね。

無料分まで

二人の出会いから、それぞれの視点、そして二人がどんどん親しくなっていく辺りまでは引き込まれて読みました。
ただ、ルーシーが遠くの学校へ行ってから、そして再会してからの二人の関係の描写特にローマンの態度がずっと同じ感じで続くところがイライラしました。
物語としての流れがそこで停滞してしまい、何も展開しない場面が長い。もっとさくさく進んでくれても良かったと思います。
その後、どんな風に流れて、お互いの属性や相性、それをどう受け入れていくのか。
そこは楽しみです。

いろんな獣人

バラエティに富んだ獣人の登場は面白いです。恋愛的な要素は、主人公の女の子の思考が描写されてて、その煮えきらなさが少しもどかしく感じますが、ストーリー展開は飽きさせないかな。

ファンタジーなのかな

と思ってましたwwwケモミミ沢山でビックリですが面白いですね♪純愛で終わるのかな？って読み進めると執着愛でしたwww最初の頃のローマンが素直で大好きだったけど再開後のローマンは駆け引きしてるみたいでもどかしい…。草食系と肉食系の恋愛模様が楽しみです！！

初恋を貫くっていいよね～

草食・肉食で同系統・同種族間同士で婚姻するのが当然となっている獣人世界。
隔世遺伝により獅子族で羊として産まれてしまったルーシーと、狼族の特性で本能で感じた１人しか受け入れられないローマンの家柄・種族という壁を乗り越えて結ばれるお話です。

獅子族の中で自分だけが羊。
家族がそんなルーシーを受け入れ愛してくれているのは救いですが、同族からも他の周りからも異端の目で見られてるってのは辛い中で、種族関係なく「自分」を想ってくれるローマン。

ローマンがルーシーを好きすぎて、嫌われたくなくて女々しい所もあるけど、可愛いなぁと(笑)
真っ直ぐな想いはルーシーの心の支えになり、ルーシーを成長させていく。
２人の愛の結末も素敵です(о´∀`о)

ローマンと兄２人のやりとりも楽しいです(笑)