4.0
珍しくヒーローの方が親から壮絶な虐待を受けたパターンのお話。
ヒロインが家族からの虐待を受け、どんなに溺愛されても「私なんて生きる価値もない…」といつまでもウジウジして進展しない話は食傷気味だったので、すごく斬新に感じました。
心を閉ざして極度のコミュ障になったフリードリヒ様が優しい心を忘れず持ち続けたのは、きっと執事をはじめお城のみなさんが優しくつつんでくれたからなのでしょう。
ヒロインのクロエの大きな愛に包まれて、少しずつ変わっていくフリードリヒに、とってもキュンと来ます!
新しい話に入る時、数コマ前回と同じ内容が入ってるのがちょっと気になるけど、それ以外はとっても面白く読めるお話です。
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