ミトリ
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あらすじ
20XX年――日本の終末期医療は、新たな局面を迎えていた。医療技術の飛躍的な進歩と超高齢社会の進展により、死のギリギリまで「肉体的にはもちろん、精神的にも痛みがない、幸せな状態で最期を迎える」ための技術と法整備が実現。通称、『ミトリ法』の制定である。この法律により、「余命1カ月以内/本人の事前署名」の条件を満たした者は、記憶を改変し、看取師(ミトリ)の介護を受けることが認められる。果たして、かりそめの記憶がもたらす幸せな最期とは……。
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みんなのレビュー
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5.0
私は高齢の実母の介護をしています。
一年前に母に癌が見つかりましたが治療をしないと決めて、穏やかに逝きたいと言ってます。
その事を介護士の方に話すと「どこで最後をお迎えしたいですか?」と聞かれました。
頭をガツンとされた感覚でしたが、綺麗事ではなく現実問題として母の看取りに対して考えさせられました。
それぞれの最期をどのように迎えたいか、自分で選択できるならそれが幸せのように思います。
遠くない未来にもしかしたらこのマンガのような話が聞こえてくるかもしれない、、、
私自身も最期は穏やかにお迎えしたいなぁ。by たまてぃこ-
22
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5.0
私はありだと思います
私は記憶を変えてでも笑顔で亡くなっていく。はありだと思います。
身内がいるのに1人で死んでいくのは確かに自業自得なところもあるかも知れないけど、お金を払ってでも幸せな気持ちで死にたい。と本人が望むなら寂しく死んでいくよりいいことではないですか?
ただ、誤解から大切な記憶を塗り替えさないようにしなくてはいけない。と気をつけなければいけないなど、問題点はたくさんあると思いますが、、、by ごろごろちゃん-
9
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5.0
社会派作品、好きです
これからどんどん高齢化社会になっていくでしょうね。
しかも、医療技術が発達し過ぎて、
人が簡単に「死●ねない」時代がもうすぐ到来すると思います。
先日、うちの家族が肺がんの手術を受けたんですけどね。
ロボット支援手術「ダヴィンチ」という
執刀医がモニターを見ながら遠隔操作で手術するというもの。ビックリしました。
術後、8日後には退院ですよ。
信じられない、すごい時代になりました。
「看取り」の問題も大きく取り扱われるんですね。
近未来において、
国会で「看取り」の新法律ができるなんて。
終末期医療、倫理的にも、
人がその生命を終わらせる間際に、どのような心境になるのか?
など、
問題になることが山ほどあります。
大変興味深い内容ですね。読み進めていこうかなと思っています。by 島村速雄-
2
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5.0
ありえない話しではない
近い将来、このような形での記憶の書き換えは行われるようになるだろうと思う。
終末期医療に何度か携わったが、本当に亡くなる時には穏やかで逝って欲しいと願っていただけに、このような未来が来てくれたらなと思ったりもした。
ただ、記憶の書き換えが本当にその人の為なのか…ちゃんと見極める力は必須になってくるだろうと思う。
なかなかいい漫画だと思う。
是非読んでみて下さい。by りんりんちー-
2
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5.0
考えさせられます
最期にそれまでの人生を書き換えることは、本人にとっては幸せな場合があると思う。それは最期でなくとも、辛いことがあったときには書き換えたいと思うだろう。生きるために、書き換えることができたら。。
一方で忘れられてしまう立場となると、近しい存在である程、それはとても寂しいことに感じられる。
どうせ書き換えることができるから、という考え方が広まって、人への接し方が横暴になったり、懸命に生きようとする気力がなくなったりしないだろうか。相手のことも自分のことも大事にしなくなるのではないか。
洗脳するような技術が、もしかしたら既にあるのかもしれない。現実にあり得ることと思えば、この技術の活用は非常に慎重さが求められるだろう。by おしーよちゃん-
1
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