【ネタバレあり】捨てられた令嬢は魔王様に溺愛されるのレビューと感想（3ページ目）

ヒロインを救った動機

王太子から婚約破棄され、城から飛び降り自殺をはかったヒロインを助けたのがブロワ辺境伯。
助けたばかりか、自身の花嫁として城にヒロインを迎えます。何故、辺境伯がヒロインを救ったのか…その動機が辺境伯が子供時代に道に迷った自分をヒロインが城の入口まで案内したから！に、なってます。
確かにこの時、夜中に自分の身体が魔王に支配され、誰にも救ってもらえない辛さに辺境伯は泣いていました。が、ヒロインはそんな理由を理解して道案内をした訳ではありません。
何故これで辺境伯がヒロインに救ってもらった！と、感じたのか、後にヒロインを救う動機になったのか、今一ピンときません。
ただ、純愛ストーリーで、絵も綺麗ですのてオススメです。

クラウディアが左右違う目に理由があるのを最初は分からず、なんで違うのかと思いながら読んでいましたが、ようやく分かった。

ヒロイン、クラウディアが産まれたことによって母が亡くなり、父、兄姉から虐げられ納屋で過ごした幼少期。
そんなクラウディアが嫁いだ先は魔王の呪いを受けた辺境伯爵グレアム。
夜になると魔王に支配されるグレアム。
クラウディアはそんな魔王と対話することで心を開いていって。
呪いは解かれハッピーエンド。
25話と短いんだけど、読み応えがあります。
偽物の光の乙女もあっけなかったな。
兄弟も今更だけど、全てがうまくいってよかった

左右違う瞳

生まれ付き左右違う瞳を持つクラウデイアは、そのせいで、納屋で育てられた、かわいそう、虐待同然の教育に耐えながら自分の価値を示そうと耐えていた、クラウデイアには、幸せになってほしい。

運命って残酷なところがあるな。今の時代だったら、子供を産む前に手術をする選択が出来るけど、産まれただけで家族に恨まれるなんて辛すぎる…

どちらも呪がかかってしまっているような可哀想な二人がこれから上手くいってくれるといいなぁと思いながらよんでました！

素敵な予感

産まれただけで母親殺しと家族から虐待されて胸が痛いです。そのクラウディアを救ったのがブロア辺境伯。胸キュンです。
ブロア辺境伯もまた魔王という苦しみを持ちながら、お互いに支えをあう。素敵な関係です。

ストーリー

なんかあっさり終わってしまった印象です。韓国の漫画でしょうか、よくこういう設定多いなという印象です。

クラウディア、可哀想過ぎて、次の縁談相手の所で幸せになっておくれ…と思いきや、魔王に変身してしまう辺境伯って。
展開が早くて完結したのでスッキリしました。
偽光の乙女も王太子も罰を食らったし。見た目だけでもクラウディが本物の光の乙女だとわかるでしょうに。
魔王って貴族、王族に比べたら良い奴だったと思える。消えちゃって逆に寂しいくらい。

光の乙女

魔王様がすんなり主人公の言うことを聞いているのがやや強引な気もしますが、ストーリーの長さ的には仕方のない展開か。終わりが急に進められてしまう感じがあります。