この手を離さないで【電子限定描き下ろし付】

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あらすじ
唯一無二の才能、鮮烈デビュー!《持てる者×持たざる者》が互いを求め合う極上のジュブナイル・オメガバース。つなぎとめたい恋に出逢った。とある問題を起こし、αのエリート校から一般校へ転校してきた晴斗。季節はずれの転校生に色めき立つ教室で1人だけなぜか当たりが強い、生徒会長の雅と出会う。まるで正反対な性格と境遇の2人は、反発しながらも強く惹かれあい次第にお互いの心の奥へと踏み込んでいく。しかし、晴斗のフェロモンにあらがえない雅の身体は、やがてコントロールがきかなくなっていき――。未熟で、痛くて、壊れそうな――美しき青春の日々。「俺は絶対離さない、お前のこと」「ヒートなんて、死ぬほど嫌だったのに…」/電子限定描き下ろし漫画収録!
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みんなのレビュー
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5.0
星5以上でした!
めちゃくちゃ良かったです。
絵が細かいところまで繊細で、読みやすい。
出てくる人物がサブキャラまでイケメンとか笑
(クズも居ますが)
お互いに偏見や闇があり、劣等感や、孤独を一緒にいる事で浄化していくような過程が凄くしみました…
一条(攻)を排除するような目で睨んでいた雅(受)も次第に一条の優しさに孤独を埋めてくれる期待を持つようになり、一条は世話焼きで危なっかしい雅をほっとけず、かなり過保護に。
それにしても、家族からあんな扱いをされていた雅が可哀想で、雰囲気で流される事なく、一条が雅をちゃんと大切にしてくれて良かった♡
それに初めて2人が番る過程で何気に雅の部屋にデートでもらったぬいぐるみや写真など2人のラブラブな思い出の品がさり気なくあるのがキュンとしました。
雅があの狭いアパートを出る時の、決別の言葉がカッコよかったです!
オススメです♪by よき良き-
9
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4.0
切なくて、胸がキリキリする
家庭内でのイジメに一人耐えてきたみやびさん。
家族に認められようと、必死に頑張ってるのに見てもらえず…。
特にヒートを迎えた時の「ごめんなさい」に
切なすぎて泣けました。
そんなどん底の中であったのがはるとさん。
二人は最初、衝突したり上手くいきませんが、
様子のおかしいみやびさんを
はるとさんは心配し、考えた末に
上手くいっていなかった自身の家族に
頭を下げてでもみやびさんを助けようとします。その必死な様子にジーンときました。
みやびさんも家族から開放され、
幸せを手に入れる…けどまた試練が。
みやびさんはトラウマから開放されず、
そのせいではるとさんともギクシャク。
でも、最終的には二人で話し合って、
仲直りするハッピーエンドでした。
1話から一気読みするぐらいハマっちゃいました。by ゆめのぞみ-
1
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5.0
優しさに溢れた素敵なオメガバース
語彙力がないので、感想が読みづらかったらごめんなさい。
この作品は正直なところ、良い意味で私が知っているオメガバースとは違いました。
作画も繊細、それと同じにストーリーも繊細でした。
オメガは希少種で、いろいろな面で辛い思いや苦労をするところは同じ。ですが北原君の特に家庭環境は虐げられているなんて言葉で片付けられない程で読んでいて心が痛くなるほどです。
私が北原君の環境だったら頑張る事もできず死を選びたくなるほどでした。
突然の転入生のα性の一条君はただチヤホヤされるではなく、αである事に嫌気を感じていたり、αの中でしかわからない嫌な経験もしていますがαに胡座をかいている訳ではありません。
一条君に出会い、最初はαに対して嫌味たっぷりで接していた北原君ですが、面倒見のいい一条君に関わる事で初めて人の優しさや人として大切にされる心地良さ、愛情に触れます。
この面倒見の良さはαがオメガを守る本能なのだと思います。所謂スパダリです。
オメガだからという劣等感は幼少期の刷り込みからなかなか解放されなかったけれど、閉ざしていた心が開いてからは過去と決別して新しい自分の幸せに向かって進みました。
そこに至るまで北原君を支え愛情を注いだ一条君の献身は本当に温かく、愛情のコップの例えを思い出しながら読みました。
2人の幸せに向かって歩み出したラスト、本当に良かったです。by ままちょ-
2
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5.0
よかったー!
α,β,Ω系の話って結構あって、これもか…なんて思ってたけど絵が綺麗で好みだったので
読んでみました。広告からだったので(あれ?北原くんってこんな感じのキャラ?)なんて最初は思ってたけど偽りの笑顔だったから違和感あったのかーなんて思ったり。
大事にされる弟、出来損ないの兄みたいなのも
胸糞悪いけど、一条くんと関わることでの心情の変化があったから弟と再会しても「バイバイ」って思えたのかなって。沢山傷ついたけど、沢山努力したから一条くんと出逢えたんだね。
「あなたたちのいないところで生きていきます。」っていう最後の言葉もよかった。by とれぱ-
1
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5.0
雅が余りにも可愛過ぎる永遠に幸せであれ
雅の自身の性(Ω)への強烈な劣等感とαへの嫌悪感が一条の性行為の前提として或るはずの無性の愛で解きほぐされていくお話です。
とにかく雅が好みのツンデレ過ぎて正直バドエンなのではないかと冷や冷やしましたが、無事ハピエンです( ◜௰◝ )ありがとうございます。
このお話の要はやはり愛情欠如した雅の頑ななツンデレメンタルと、一条の共感力の高い圧倒的無償の愛かなと。
ストーリーはシリアスありきとまでは言わないかもしれませんが、雅の心の闇は中々に深く、下手すればヤンデレになりかねない危うさまであり、そこがまた何度突き放されても放っておけない儚さを醸し出しています。このようなツンデレは、読者がツンデレ好きかどうかは問わず広く一般の性癖も歪めてしまう事でしょう。圧倒的感謝。
続編(大学生編)がこちらでも更新されましたらとても嬉しい…(私が更新されたのに気付いていないだけという事もあるかもしれない)。その際はまた是非レビューさせて頂きます。2人を推してけ。by ちたたぷらす。-
1
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