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淡々として
テンポが好きです。バツイチの42才。思うところがたくさんあるお年頃です。職場でもオバチャン達に色々と言われます。頑張れ!と思いつつ。なんとなく、本当にあるであろうと感じる日常がそこにありました。
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テンポが好きです。バツイチの42才。思うところがたくさんあるお年頃です。職場でもオバチャン達に色々と言われます。頑張れ!と思いつつ。なんとなく、本当にあるであろうと感じる日常がそこにありました。
まずは無料分を楽しく読ませて頂きましたあ。がしかし!なんですか120ポイントて。こんなに高額なのを見たのはムーコ以来だあ
なんだか切ない辛いお話ですが…続きが気になります。絵がシンプルですが反対に心に沁みます。幸せになってほしい。
野原さんの作品は、わかるわかるが多くて好きなのでこの作品ももっと読みたいです
無料版はすぐ終わってしまいました
続きが気になる…
バツイチ男性目線のおはなし。なんでもない日常で物語がすすんでいきますが、心の声のナレーションがなんともリアルで引き込まれます。
ただポイントが高すぎてなかなか手がでない。
メインになってくるのは、ある夫婦の離婚がその子どもに与えた影響かなと思いました。ただ読む人の立場や経験によっては別れた妻の気持ちの方が理解できるとか、それぞれで違ってくるかも知れませんが。
心の奥ではお父さんに会いたかったのに、泣きたかったのに、全部封印しないといけなくなったさくらの気持ちが本当に悲しい。お母さんにも逃げたくなるほどの辛い気持ちがあったし、お父さんはお母さんを蔑ろにした(モラハラ?昼逃げでググるとモラハラが出てくるから)言わば自業自得とはいえ、娘のことは本当に愛していた。
子どもの笑顔を守るために何ができるか、どうすればいいかということまで考えさせられました。
悲しい話なのかな。家族の話って実話でも悲しい話多いけど、あまり悲しい話は読みたくなくて。でもこの作者さんの漫画はつい読んでしまう。
まだ最初の方ですが職場のおば様達の人の生活にグイグイ踏み込んで来る感じがものすごくリアルでゾワゾワしました。
山本さんも元奥さんも、今でも自分は被害者だと思っていて、でも一番の犠牲者はさくら。
後半さくらの心情が丁寧に描かれていたのがとてもよかった。
成長してお父さんのことを忘れてしまったのではなく、大好きだった家庭が壊れて悲しすぎて今でも悲しいままだから、封印を解けずにお父さんを無視してしまったのが切なすぎる。
結末ははっきりと描かれていないけれど、私はさくらと山本さんは会えて、それぞれ少しずつ前を向いて生きていけるようになったと思う。(山本さんが見たさくらが笑っている夢は、その予兆)
そのきっかけを作ったのは、なぜ今までお父さんに会いに行かなかったのか、手紙をシュレッダーにかけてしまったのか、泣きながら自分の心と向き合ったさくら。
人は犯罪行為まではいかなくても、取り返しのつかないことをしてしまうこともある、その時はそうするしかなかった。でもなぜそうしてしまったのか、その結果誰が傷ついたのか。
山本さんと鈴木さんの出会いのような、その後の人との出会いの中で自分を省みて心と向き合えば、被害者だけではない自分に気付いて本当の意味で前を向ける、そんなことを教えてもらった気がします。
子供が一番の被害者かな と思わされるお話です。web連載をずっと読んでましたが未掲載のお話だけ購入して読みました。