2.0
無料分8話まで読ませてもらいました。
飼い猫だった『たま』が死んで、大好きな飼い主(主人公)に会うために人気俳優の身体を借りて、飼い主の元にやってくる(期間限定)というファンタジー。
最初は設定が面白いのと、たまのキャラクターが面白いのと、当方が猫好きでそれこそ19年連れ添った猫を亡くしているので、気持ちが分かってあり得ない設定でも受け入れられました。
が。
たまのキャラクターを盛り上げるためなのか、主人公の幼なじみとのやり取りを面白くさせたいためのご都合主義なのか。
本来なら肉食で犬とは違い雑食ではないはずの猫(いまは人間の身体を借りているとはいえ)であるたまに、和菓子を「美味しい〜ッ!」と言わせているあたりで(ちょうど8話)萎えました……。
ごめんなさい。
私、ファンタジーは大好物なのですが、大前提である大嘘
(この場合、飼い猫が他の人間の身体を借りて死に戻り)
は許せても、小さな嘘(というか、ミス?)、猫が甘い物を喜んで食べるという描写(外見人間とはいえ)が受け入れられませんでした。
たぶん、私がこだわり過ぎなのでしょう。
そもそも飼い猫が人間に乗り移る時点で馬鹿げたトンデモ話なんだから、そんな小さな事にこだわるのは変かもしれません。
でも、私には無理でした。
by
ドナウ川
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