【ネタバレあり】[小説]最愛Ⅰ 君に降り積む雪になるのレビューと感想

切なすぎて苦しくなる

白石さよ先生の作品の、心情、情景の表現が好きです
これでもか、これでもかと主人公に苦難が降りかかって、それでも、相手を思って自分が犠牲になることに甘んじる

そんなに身をひかなくても、もう、心のうちを伝えてもいいでしょうに、と思うのに

これほど愛することが苦しいなんて

一気に読んでしまいました。

後半でもきっと一途に愛するのでしょう

IIがなかったら、かなり辛かったかも。

前編、後編ともに読破して、ちゃんと二人が幸せなところに着地できて良かった。

これ、前編だけだと辛いです。切なすぎるし、今後の事を考えると、主人公が幸せかどうか、かなり疑わしかったから。
周りは無責任だし。

切なさがキーワード

この作者さんが原作のコミックスが大好きで、この作品で初めて小説を読みました。引き込まれるように一気に読み終え、主人公の結子が余りにも可哀想で胸が痛くなりました。あまりにも誠実で聡明で優しくて。親友やその恋人は結子の優しさに甘えていると腹も立ちました。でもそうではなかった。それがわかったのは続編を読んでからです。結子は亡くなった親友の恋人（結子にとって初恋の人）にひたすら愛を与えていたのです。でもその与え方は切なすぎました。

もうひとつのキーワードは勿論「雪」。
作者さんの描く雪は、凍りつくような寒さの中に結子の心の温かさと恋心を象徴しているように感じましたし、秀逸な文章に心打たれ、これは作者さん渾身の作品だとわかります。

もしこのお話しの続きを知りたい方がいたら是非続編も読んでいただきたいです。
めちゃコミさん、続編よろしくお願いします‼︎

後編も期待します

白石さよさんのファンです。
さよさんのお話はいつもすごく切なくて、胸がぎゅっと締め付けられるようなお話が多いですが、それがなんとも心に残り、また読みたいと思わせられます、
今まではハッピーエンドの作品ばかりだったので
安心して読めていましたが、今回はちょっと違いましたね。
この結末はこれで好きですが、まだ後編があるということで、ハッピーエンドになるといいな、と期待してます。
ストーリーだけじゃなく、さよさんの言葉の描写がすごく好きです。
後編、楽しみにしてます。

おすすめで出てきたので読んでみました！
マンガと思っていたのですが小説ですね!!
表紙の絵がとても綺麗です！

亡くなった親友の恋人と思い合うも…なとても、切ないあるお話。この作家さんの切ない描写はほんと切ない。後編も気になります

障害のある恋

白石先生の作品は必ず購入してます。先生の描く作品は何かしら2人の間に障害があり、その苦しい心理描写が絶妙なほど上手なのですが、今回の障害はかなり高い…！というのも好きになった人は親友の恋人でその親友が亡くなってしまうという…それが主人公とヒーローのその後を運命づけてしまいます。それほどまで2人にとって親友は大切な存在であり、2人とも惹かれあいながらもそれを守ろうとする様が切ないです。前編はそんな純粋で愛に溢れた2人の出した結末で納得できました。
今回は違った結末の後編も用意されているということでそれはそれで楽しみにしてます。主人公とヒーローは実は出会った時からお互いに惹かれていた描写もあるのでもう一つの結末も大歓迎です。

切なくて涙がでます！

彼が亡くなった親友にプロポーズしていたなんて、知りたくなかったー。
切なすぎる！
でも、続編期待してます‼︎2人に幸せになって欲しいです。

作者様のあとがきにも書いてありましたが、読んでいて本当に苦しい作品でした。切なくて…。読後、つらくてレビューにつぶやいてみた次第です。でも次、期待してます（笑）待ってます!絶対購入します！頼んだぞーーっ！期待を込めて★よっつです（笑）

始まりも切ない

序章から切ない始まり方で、この後の悲しい展開を予想させる。仲間であったもの同士のカップル。そしてあぶれたヒロインも実は彼が好き。１人がなくなり自然に残った二人が慰め会う。本当はこの二人、最初から引かれ会っていたのかも。それをしるため読み進めたい。
物悲しいけど引かれるストーリーです。