君の心に火がついて
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あらすじ
「狭苦しいこの世界で人形のままでいられたらどれほど楽だったろう言葉を 炎を 魂を持った私たちはもうこの道以外は選べない私が私であるために」Twitterで人気の作家・ツルリンゴスターが、WEBメディア『DRESS』に連載した人気創作漫画に描き下ろしを加え、434Pの大ボリュームで書籍化! 私の心を閉じ込めていたのは“無自覚の私”――夫婦のすれ違い、男女の恋愛に違和感を持つ女子高生、60歳からの新しい恋、男子高校生のメイクなど「常識」から外れてしまうから、大切な人をこれ以上傷つけないために私が我慢すれば…と、自分の気持ちに蓋をしてきた主人公たち。そこへ、人間の心に灯る“火”を食べて生きる妖怪・焔(ほむら)が突然現れては、心の中に灯る小さな火を見つけ、変化を生み出していく8つの物語。
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みんなのレビュー
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自分のことのよう
まず、作者に感謝したいです。
この様な作品を世に出してくれてありがとうございました。
はじめはWEBで短編的に掲載されているものに目が止まりました。
これまで仕事でキャリアを積んで妊娠出産とコロナと退職が同時に訪れ、その後の人生が激変した自分にとって、この作品に描かれている登場人物の心の葛藤、諦めと絶望感、納得いかない怒りはまさしく自分自身に重なりました。
ずっと言葉にできなかった想いを劇画として表出してくださり、読んでいてそれこそ心が燃え上がるようでした。
一筋縄ではいかないことも分かってる、だからこそ行動する気になれなかったり、この枠の中でどうにか最善を尽くせばいいやと思ったりもしてしまっていましたが、描かれている通り、気づいてしまったら後戻りはできないし、気づいた時点で既に変われはじめているのかもしれないと思えて自信のようなものが湧いてきました。
激変にはならないかもしれない、でも、私が感じていること、気づいていることを無かったことには決してしまい、と改めて心に誓いました。
とても勇気をもらいました。
私の仕事も表現者です。ツルリンゴスター先生のように、誰かに勇気を与える仕事をしたい、と強く感銘を受けました。
本当にどうもありがとうございました。by ぷしゅぷしゅ- 1
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5.0
心にささる言葉が多い
この手の内容の作品は最近多いので良く読むし自分にも当てはまるので最初はありがちな話かな、と別サイトで2話目まで読みました。妖怪が出て来るところとかは独特ですが一話目のモラハラ夫の件は先が気になって一気読みしました。中でも夫の後輩で育休取ってパワハラ受けて辞める後輩が夫に言ったセリフ、心に刺さりました。男性発信の言葉なので夫も納得していきます。
妖怪に出会って振り切れた奥さんが吐いたセリフの一見私たち夫婦の問題のように見えるけれど社会問題でもある、もごもっともだと思いました。
女性だけではなく夫側の人に読んで欲しいです。by ひなママちゃん- 1
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5.0
まだ5話までしか読んでませんが、
自分が自分らしく生きたい気持ちを尊重するというのは、当たり前のようで難しいことです。子供にも読ませてあげたい話でした。
焔は美しい火が見られればそれでいいの?
あとで何か見返りを取っていかないのか?
と悪魔的な見た目に疑心暗鬼になってしまいます。by gpdja5523- 0
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5.0
登場する誰もが現実にいる
誰もが悩んでる世の中。
それを1人1人焦点をあてて、詳細に描かれています。
読んでると悩みがない人はいないのではないかと思います。
その悩みに光をあてられることはない読み手が、この漫画を読むことですっきりすることがあるのではないかと思いました。by しゃんぷ- 0
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4.0
グサッときた
うちは、共働きだけど…
やっぱりどこの家庭にも、家事、育児の不平等感はあって女がやるのがデフォルトになっている。
職場、学校PTA、自治会も、すべてそんな雰囲気の中で対等な関係とは?ということについての記載は本当に心にスッと入ってきました。by vivid_oyama- 0
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