コロナ禍でもナース続けられますか

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あらすじ
北海道で現役ナースとして働く著者が、実際に病院で体験したコロナ問題を医療従事者の視点からリアルに描くコミックエッセイ。緊急事態宣言が発令され、多くの人たちがリモートワークに切り替わっていた頃、病院という特別な場所は『いつも通りの機能』を求められた。しかしそこで働く看護師たちは新型コロナウイルスの抗体を持たない生身の人間。いつ自分達が感染するのかわからない状況で、押し寄せる大勢の患者達に対応し、医療物資不足や医療従事者差別などの問題を抱えながら奮闘していく姿が描かれる。
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みんなのレビュー
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4.0
60時間休みなし
医療者です。コロナ禍ではコロナ病棟にいました。未知のウイルスに対症療法しかできず、次々と患者さんが運ばれてきては呼吸困難になり、亡くなっていく。。同僚も次々に感染しては病棟から消えていき、気づけば休みなしで60時間以上働いていました。水も飲めず、トイレにも行けず、家にも帰れない。仮眠も食事も取れず、無力感で精神的に追い詰められ、、、患者さんの死は老いも若きも何度も経験しており、言葉は悪いですが、慣れていました。が、方策がわからないなかで手を尽くしても目の前で亡くなっていく患者さんたちに涙が止まりませんでした。
50時間連続勤務はザラでした。3ヶ月もすると、標準体重から体重は10kg減り、白髪とクマは増え、私自身が患者さんより患者になっていました。
そもそも私は1回目のコロナワクチンで心肺停止を経験し、心筋炎になっていました。2回目以降のワクチンはドクターストップで打てず、そんな中でのコロナ病棟勤務だったので、いつ感染し亡くなってもおかしくない状況でした。
家族への遺書を常に持ち歩き、死も覚悟して勤務していました。
それでも、不思議と医療者を辞める選択肢はなく、目の前の患者さんを大切に思う方々に無事に帰してあげたい、その一心でした。
コロナ禍はコロナのコールセンターなど含め、もっと楽で安全な仕事もあることは理解していました。コールセンターやワクチン接種業務などはコロナ特需で稼ぎが良く、そこに携わる医療職が一時的にブルジョワになっていたのも把握していました。
が、私は目の前で苦しむ患者さんたちを放っておけませんでした。
あれから5年経ち、今はその経験を活かせる医療機関にいます。あの時の苦しみを繰り返したとしても、何か手立てを持てるようにと日夜動いています。
医療職は大変ですが、個人的には非常にやりがいのある職種だなと感じています。by ぽたきちろ-
0
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5.0
コロナ
医療従事者の家族です。
医療現場と楽観論の方との差があり過ぎて辛かったのですが「戦時中と考えて動いてほしい」という主人の言葉に差別や行動制限もある程度納得し乗り越えてきました。
コロナ最前線で関わる医療従事者の方はなかなか発信する機会も無いのでリアルな言葉はさらにあっても良いと思っています。
覚悟を持って向き合われる現場の方々は強く美しいです。by みちみちお-
2
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3.0
試し読み 読みました。
本当のスタート部分だけですので
この後どうなっていくのか…
実際に世の中がそうなっていったことが
医療従事者目線で描かれているのだろうと思われます。
今 色んな人に読んでもらうべき作品、と思ったのですが
必要ポイントが高い、高すぎる。
読んでみたい気持ちはあるけど、厳しいですね。by ゆづねず-
4
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3.0
感謝です。
医療従事者のみなさんは本当にコロナによって激務を強いられ、頭が上がりません。
はじめてコロナというものがあると、知ってから1年半たつ今。こんなにコロナが流行してこんなに日常生活に影響を与えるとは!誰が想像したでしょう…。
医療従事者目線でのコロナ禍について、わかりやすくまとめた漫画です。-
1
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3.0
この御時世なのでどのようにの最前線の医療関係者が考え、動いているか知りたいなと思い試し読みだけみました。
1話ごとのポイントが高いので躊躇しています。by マルネエ-
3
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