初めはTwitterの広告マンガがきっかけで読み始めました。
プライドの高い美咲が痛い目にあえばスカッとするかな~…と軽い気持ちで読み始めたのですが、恭平の完璧具合が崩れてきたところで、この作品についてどんどん見方が変わってきました。
はじめ、恭平は完璧な旦那様で「美咲羨ましすぎ~」と思ってたけど、アスペルガーなのかな?サイコパスともいえるのかな…
他人の感情を推し量れなさそうな幼少時代のエピソードで、それに苦労をして今の境地に至るんですかね。
表情が豊かで、ケーキとかハイブランドのバッグとか分かりやすいものでご機嫌になる美咲が安心出来るって意味で魅力的なのかもしれません。
うろたえる表情に人間味を感じられて作品に一気に深みを感じました。
美咲も何度も読み返していくと、自分は性格が悪いって自覚してて「三つ子の魂」とか「自分はニセモノ」って捉えてるところが憎めないです。
才能のある母親やキャリアのあるママと自分を比べて卑屈になっているから、ついブランドものとかで武装してしまうんだろうなぁ。
(ハイブランド2つもポンと買ってもらえるの羨ましい限りです笑)
悪者が嫌な思いをしてスカッとするだけかとおもいきや、思った以上に読み込める作品でどんどん好きになってきました。
これからの展開に期待しています。
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