2.0
色々中途半端
生まれながらの稀代の悪女(サイコパス)なあげは。
どういう育ちをしたら、こんな性格が出来上がるのか……。
琴葉の母のアシスタントをしていたあげはの母のみき、収録で失敗してビクビクしてたのは演技か?ってくらい、図太くてしたたか。
琴葉の元婚約者、現あげはの婚約者が、両親以外では1番あげはに近くにいて、その気性の激しさもずる賢さもつぶさに見てきても尚、あげはに付き従うのが不思議でならない。
子どもの頃にあっさりあげはに堕ちたのが若気の至りだったにしても。
そんなに社長の娘婿って立場が魅力的だったのか、逃げたら何をされるか分からなくて怖かったからか。
あげはが瓶に入れていた、ぬいぐるみの綿と琴葉の母の指輪と失踪記事がなんの目的だったのかよく分からず。
琴葉の復讐が叶い、父親とみき、あげはを追い落とす事に成功してハッピーエンドよりも、ハリボテが全て壊れて身ぐるみ剥がされたあげはが復讐を誓い逃走という場面で終わるのは、あまりに不穏。
悪女の素質と、ご自慢のカオとカラダで成り上がるのは、あげはなら結構簡単に出来ちゃいそうに思えるのがなぁ。
琴葉が母親に面会に行き涙の再会、母は正気にというのもあまりにご都合主義だし、いろいろとツッコミどころ満載で終わってしまい、もう少し掘り下げて細かい粗も片付けて欲しかった。
中盤以降駆け足で消化不良。
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復讐の時間