【ネタバレあり】僕らのミクロな終末のレビューと感想

ラストを想像出来ない面白さが有ります。回想エピソードの律のクズさに攻めザマァを願いましたがラストを迎えた二人の姿が感動的でした。

丸木戸先生の作品が好きでここにきたけど、これはちょっと残念でした。隕石襲来までに心残りのないよう生きようとして東京から故郷をめざす４人。過去の恋愛関係とかで少しこじれるけど、結局隕石は軌道をそれて普通の日常にもどる。高校生の少年が鍵です。

彗星が地球に当たり、滅亡する、と言われてからの日常。最後には軌道がそらされ、滅亡はなくなったけど、それに至るまでの、ドラマがかかれてる。BLの話は少しだけ入るけど、基本は人間ドラマ。

まだ途中までですが、続きが気になる作品です。大学生時代、めっちゃモテる律と付き合ってると思っていた真澄。でも律は誰とでもヤッててそれで傷ついた真澄。10年後に再会。レビューを先に読んじゃったので続きが気になるー！

買って良かった。

丸木戸先生の作品にはハズレがないので、上下巻から番外編まで買いました。
滅亡が決まった日からの描写もリアルで、その後、地球が助かったあとの、世の中の描写もしっかり描かれていました。
爽やかな読後感でした。

面白い

エロだけのBLではなく、SFファンタジーが濃いめの作品でした。
まだ20話しか読んでないので、隕石が落ちないでー！と願ってます。

面白い

BLにはない題材が面白かったです。
地球滅亡を知り最後の時間を図書館で過ごすことに決めた受けが元彼でクズの攻めと再会。
クズというか本物の愛情がわからずに生きてきた感じなので個人的にはそんなにクズとは思わなかった。
そして内容はあまり言うと面白くないと思うので控えさせてもらいますが…。
再会には意味がありクズは改心します。
ラストも上手にまとめたなーって感じです。

読み手を選ぶかな？

あと10日で死ぬとなると人の本音が出る、最後にやりたい事、行きたい所、一緒に居たい人。
絶対に会いたくなかった昔の男に遭遇する受け、マイペースなタチに振り回されてメグルとユーマと四人で移動しながら抱えてるモヤモヤを解決していく。
リツはなかなかのクソ野郎だけど、愛され方を知らずに育ったので可哀想ではある。学生の時には出来なかったが、崖っぷちにならないと本当に欲しいものに向き合えない。イケメンで何でも出来て幸せな筈なのに、幸せ与えられてないとわからないんだよね。
エロみとか抜きに良かった、単純にハピエンな話が良い人には無理かも。
震災でパニックだった時を思い出したかな、防災意識を上げるにも良いと思う。水が無いのは辛いからね。