みんなのレビューと感想「真綿の檻」（ネタバレ非表示）

タイトルが意味深？

タイトルの檻とはどんなものかとよみはじめましたが、ぎょっ！　昭和かと、、、　ちょっと読みづらくなって頓挫しています、、、

娘の立場からか、母親の立場からか、どちら側から読むかによって思いも変わってくると思います。私はそう読む人がほとんどであろう、娘として普通に読んでいました。でも話数を読んでいくうちに、自分も親として気付かずにしてしまっていることもあるかもしれないと考えてしまいました。

胸が苦しくなる

田舎あるあるなのか、長女あるあるなのか、いつの時代も毒親っていますよね。
無料分まで読みましたが、とっても胸が苦しくなりながら読み進めました。
どうかヒロインが救われますように！

たとえ家族だとしてもなんでも理解できるわけではないし、ゆるされるわけではない。別の方向からみると悪く思われても実際には思い合っているところがあってむずかしいなと思った。

尾崎衣良さんって深夜のダメ恋図鑑しか知らなかったので、こんな話で来るなんていい意味で期待を裏切られました。これは、自身も色々と体験していないと描けない話じゃなかろうか…と勘繰りはよいとして、これも、ダメ恋みたいにそれぞれの登場人物視点での話があって、すごく面白いですね。結局人って、見えている1面だけじゃ、その人のことなんて全然分からないもんなんだな、と。毒親がテーマになっているんですが、ちょっと戦慄が走るくらいの怖いのもありますね。読んで損はなし、読み始めたら課金が止まらなくなる作品の一つです。

どなたかの実体験でしょうか。共感できる人がたくさんいるお話だと思います。最後、言いたいことが言えて、こちらはスッキリしました。

苦しくて

題名がすべてを語っているようだ。少し前は日本全体の空気、今は地方に強くあるのかもしれない。なぜ、皆地方から出てきてしまうなのか、仕事がないからだけではないだろう。前近代的な村社会、男女差別、長女だから長男だからの呪縛など。読んでいる途中から感想を書きたいと思った初めての作品だ。無料分を読んでいて毎回胸が苦しくなって涙ぐむ作品は、私にとって初めてかもしれない。一話だけ課金をしたが、どんどんつらくなりそうで続かないかもしれない。

序盤で挫折しそうになりながらレビューが良かったので読み進めてみたらとても面白かったです！
いろんな家庭があるということ、痛感しました。

同じ時間を共有したのに

とても面白いです。

それぞれの中で、全く受け止め方は異なるのだな。
人の記憶は自分に都合良く残り。
感情は吐き出しやすいところに投げ捨てやすい。
まずいな、少し心当たりが…

まさに真綿の檻

家族なら何でも許してくれるわけではない。そして受け入れるわけではない。すごく納得感のあるストーリーです。でも、旦那の立ち振舞か完璧すぎて最後に笑うのは耐えてきたヒロイン。そして母を捨てないのもすごい。