【ネタバレあり】真綿の檻のレビューと感想（176ページ目）

まさかの。

はじめは旦那さんがモラハラ野郎かと思ってたら、同僚の誘いを断ってまで家事をするために帰ってきたり、実家のクソ共から守るために悪者になってくれる素敵すぎる旦那だった！

最後、母は少しは変わったかもしれないけど、父と弟が変わらないまま終わったのが残念。

弟の嫁、旦那のクソっぷりに早く気付いて。

最後まで読んでよかった！

最初無料分まで読んでよくあるモラハラ夫ものかなと思ったのですが、課金して読み進めていくと、家族の二面性がみえてきます。真綿の檻とよくいったもので、主人公が真綿で首を絞められるさまは、読んでいて苦しくなりました。夫が自分を悪者扱いされてでも、家族から常に主人公を守ってくれてよかった。いい漢です。
母親も少しは解放されたかな？
父親は熟年離婚されるかもしれません。
弟はええかっこしいのあまったれというより、それは犯罪だろ！というクズ。弟の妻に本性を知られ、愛想尽かされ離婚になるに違いありません。

スッキリ！視点が違うと事実って変わるんだなーと思わせる作品。お母さんも、勝手に気負ってストレスに感じてた部分も多かったんじゃないかな？幸あれ！

怖い！

旦那さん、怖い！確かに昭和風の態度でこれからも続く夫婦関係の行方が気になります。
自分だったら、絶対無料かも。

広告で気になって話数も少なかったので購入して読みました。奥さんのために悪者になる旦那さんステキです。両親のした姉弟の差別は心の虐待では？と思ってしまいます。

少し前なら…

少し前なら考えさせられる内容かな。今は時代錯誤甚だしいというか、ちょっとあり得ないかも。でも、こう言える私は幸せなのかも。「家事も子育ても介護もオンナがするのが当然。」←笑えるけど、そういう実態が多いのも確かだし、それを受け入れる女性が、そこに甘える男性が多いのも現実。日本社会がまだまだ未熟なんだと思います。

すごく短いけれど、とてもいろいろ考えさせられる作品でした。
主人公がすごく素敵で、旦那さんも素敵でした。
もっと読みたかったけど、これで終わるのがやはりベストなんでしょうかね。

サクッと読める

モラハラ旦那だと思っていたら、かなりのどんでんがえし。
人にはそれぞれ思うこと、感じかた、受け取りかたが違うのだなと考えさせられる。
サクッと読めて気持ちよく終わる作品でした。

短い話ですが、深みがあります

最初は時代錯誤の家父長主義夫に虐げられている気弱な女性の話かと思わせておいて、実は女性の味方に見えた親族の方が……という展開がスリリングでした。女性の気持ち、そして彼女が反発する母親の気持ちを、安易に寄り添わせない、でもどこかで通じている、という繊細な描き方をしているのも素敵でした。短いけど、心理描写がリアルで、物語としても切れ味のよい佳作です。

続編を見たい

とても綺麗な絵と、無駄に引き伸ばすことのないストーリー展開でとてもよかったです。
ある物事もそれぞれの立場から見るとこんなにも違うのですよね。
特に…読者の私からすると最悪！としか思えない母親と主人公との過去ですら、主人公からすると100%悪いものでもなかったあたりは、秀逸！
主人公が強くて、主人公の旦那さんがいい人で、母親もやっと自分の人生を見つめることができてよかった。

あとは。最初に出てきた弟のお嫁さん目線を見たいな。
お姉さんの家にしょっちゅう行くことをなんとも思ってなかったんだろうか。お姉さんの旦那批判の前に、自分の旦那に違和感感じない？
そして、こんな育ち方した夫と結婚した彼女から見た夫(弟)と、その両親を続編でぜひ見たいです。