【ネタバレあり】真綿の檻のレビューと感想（149ページ目）

この作者さんは「ダメ恋」と「外面」しか読んだ事が無いのでその印象が強烈で、表紙とタイトルの雰囲気から今回はシリアスな内容かと思いました。そうなような、そうじゃないような、でも概ねこの作者さんらしいテンションと展開で安心しました。
伏線回収が爽快ですが、家族を捨てる話でもありズシンときます。とは言えお金を盗んでいく弟なんて真底いらないけど・・・

話がよく練られてます。

絵がキレイで、ストーリー展開も各々登場人物の視点で描かれていて飽きさせないんですよね。親の介護を断った、ってだけの話なんだけど何回読んでも引き込まれます。

とても奥が深いので最初だけ読んで評価してる方はしっかり読み進めてください。
この作品は読み進めると最初の印象と変わります。
残念なのは弟と父のことです。
主人公の言葉に何か思うことはなかったのでしょうか。
なかなか弟も失礼な発言をしています。
弟の奥さんも何か思うことがありげな顔してましたので気になるわぁと。

思いやりのある旦那さん

描き方によって善悪が逆になります。始めから読むと、結婚するまでの家族は見栄や自分が第一で旦那さんは奥さんを心から大切にしているとわかります。
こんな旦那さんが理想です。

2人とも好き！

主人公の女性の生き方カッコイイし、それを全て受け入れてくれる旦那さんも素敵！主人公の家族がダメダメで、上手いこと育ったなぁと思いました！

幸せだったんかい！

よかったね、結婚して幸せになって。
実はそんな思いをして過ごしていたんだと、描き方構成がうまいですね。

羨ましい

私は旦那の両親と同居で気を遣いながら生活していました。でもそれは　お互い様だと気づき楽になりました。人の想いはそれぞれです。余計なお世話になる事もあります。本人達が幸せならそれが一番です。

愉快、痛快！大ドンデン返し！

6話完結という短い作品でしたので
余り期待しないで読んでいたら…

2話目辺りから雲行きが怪しくなってゆき
その後は納得の内容
登場人物1人1人のネタバレ的な読ませ方も
面白い構成だな…と思った

家族と言っても表面的な綺麗事では無く
ドロドロした闇の部分とか
短いお話の中で上手く集約されていた

血の繋がった家族より
赤の他人との新たな家族を大切にする
主人公の心情に全面的に同意する作品

イラストに惹かれました。

自分らしくあることに不器用で協力してくれる存在は本当に大切です。そして、理不尽を押し付けてることに気が付かない事が怖いです。

広告に釣られて‥

数ヶ月悩んでやっと購入しました！！

私は榛花ちゃんとお母さんの中間の立ち位置（立場も年齢も）だからか、どちらにも感情移入できました。

まぁ、娘おらんから知らんけど。

榛花ちゃんの旦那さんが2人っきりの時は『榛ちゃん』って呼んでたのがとても可愛かった。これが何気にポイント高かったです。