4.0
死から生への回帰
日々、数々の漫画を読み散らかしている私ですが、ふと(これは時間をかけてじっくり読みたいな)という漫画に出逢います。冒頭から主人公の一人が死んだところから始まるこの作品もその一つで、生前の彼を思い出していくもう一人の主人公の傍で思いを共有したくなっています。死と生の一回性の重みを感じながら・・・・・・。
by
昔狐
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日々、数々の漫画を読み散らかしている私ですが、ふと(これは時間をかけてじっくり読みたいな)という漫画に出逢います。冒頭から主人公の一人が死んだところから始まるこの作品もその一つで、生前の彼を思い出していくもう一人の主人公の傍で思いを共有したくなっています。死と生の一回性の重みを感じながら・・・・・・。
羅川先生といえば、赤ちゃんと僕。でも、あんだけ大ヒットした作品によりかからず、続編やスピンオフを見たことがないと思います。短編集にも入っていません。
こちらは羅川先生の多彩な作品が見られます。作風が違うんですよね、作品によって。
淡々と過去を振り返っていく過程で読者もどんどん2人に感情移入していきます。最初はいい加減でひどい奴だと思ったしはっきりしない主人公にイライラもするけど、最後一気に溢れるように泣いてしまいました。思い出深い作品の一つです
羅川先生の作品を、子供の頃に夢中で読んでいたことを思い出し、大人になって再び読み始めました。ストーリーが何より面白いし、登場人物の表情も繊細に描写され、素晴らしいです。
冬のある日、突然友人を亡くしてしまった主人公の男性。ちょっといい加減なところがあった友人だけど、今でも彼のことが忘れられない。