あらすじ

魔法を使えぬ少女・メリアは、唯一の家族である祖母と幼いころ生き別れ、その後に引き取られた家では理不尽な扱いを受けてきた。つらい日々が続く中、王都からやってきた王女直属の騎士・ダグラスと運命的な出会いを果たす。王女の病を治すための魔力が宿った『魔製物質』を探しているダグラスと、自分には何の価値もないと思い込み生きるメリア。二人をめぐる千年の誓いの物語が幕を上げる!コミック版「万能鑑定士Qの事件簿」の神江ちず最新作登場!

みんなのレビュー

5.0

2025/11/25 14:48 NEW

ネタバレレビューを表示する

絵が好き。だがM字の前髪のせいで額広すぎで禿げてない？て見えることもなきにしもあらず。
内容は、あらすじでメリアと騎士ダグラスが出会うとこまで紹介されてたし、その後メリアがアルムヘイムの呪いを解くわけですが(←これは１話冒頭のカラー部分で触れられてる)、そんな快挙を果たしても、アルムヘイムだけでなく周辺国も含んだいろんな人の思惑や野望に巻き込まれたり危険な目に遭ったり交流を深めたりして物語は進んでいくわけですよ。
よく分からんのは、七騎士は不死だとあるのにたまに治療が遅れると死ぬよ！みたいな描写が出てくること。途中イラッとするのはメリアの自分を大切にしなさ加減やライラのわがまま放題と考えなしなところ。ここや他所も含めて30話くらいまで読んだけど、現時点で私が一番嫌いな奴はカンツジェーンの司祭。このお話、いっぱい人が登場する。アルムヘイムの七騎士にもオイオイってな言動する人も居るけど、みな自分の大切にするものや人や国を想ってだからねと思えるが、司祭は私利私欲だよね…と。残虐だし。
私にとっては好きな作品なので、最後まで大事に読んでいく方向。

by スノークのおじょうさん
- 0
4.0

2023/09/02 22:25

少女の頃から過酷な生活。幸せに！

ネタバレレビューを表示する

メリアは魔力も持たない、精霊の宿っているものを感じることができない女の子。お祖母様だけが唯一の理解者で、暮らしてきた。お祖母様が亡くなったあと、メリアの一族を引き取ると精霊が宿る魔道具が見つかりやすいと聞いていた方が引き取ったが、そこではメイド以下の食べるものもろくになく、掃除などの仕事ばかりやらされていた。ただ、メリアには森にまたは庭に落ちている枝や小石など、とてもピカピカに光って綺麗に見えるものがあり、それを集めていた。宝物として。でも、普通の人から見ればガラクタなので、この家の娘から嫌がらせをうけ、折られたり壊されてしまった。そんな枝や石たちをお墓と称して埋めていたところ、ある国の王女に使える方に出会う。その方は、メリアが宿ったものを集めていることがすぐ分かった。こんな石を探していると、絵を見せられた。その石は、お祖母様から貰った石。大好きなお祖母様の遺品と、王女の病を治す力があるというこの石。２つの思惑の中で揺れるメリア！
きっとここが幸せになるかならないかの分岐点なのね。とても楽しみです！

by HamuTyobi
- 0
4.0

2022/03/13 3:47

優しく清らかな主人公と綺麗な物語

主人公を取り巻く環境は少しづつ変われど、本人は変わらず祖母からの言葉通りに動き正しい道へと歩んでく。石に導かれ今にない程の生活を手に入れるも、傲慢にならず欲も持たずで当初のまま綺麗で読んでいてもブレがないので心地よいです。少しづつ自信などを身につけて行くのでしょうが、…続き気になる物語です

by 溜め息
- 0
3.0

2024/06/28 17:42

精霊の魔精物質を感じ取ることができるメリア。
魔法が使えないため劣等感を持って生きてきたけれど、その能力は国を滅ぼすことすらできるものだった。
おばあちゃまが亡くなられてから無理やり引き取られた家のやつらにその価値がわからなくて本当によかった。
メリアにしてきたことの報復を受けて早く没落してほしい。

by ゆちぼん
- 0
4.0

2022/08/27 14:31

最後は希望満ちてがいい〰️。

城を呪ってた悪魔が新契約して、騎士ダグラスとメリアとその他騎士団とかで王国制度を無くし精霊と自然豊かな国で国民も暮らす。
…なんて事にはならないのかな？この際全てダグラスとメリアの希望丸々叶う人生。良いんじゃないかな！と思い最新話まで読みました。

by えみつのにゃん
- 0