【ネタバレあり】Deep Water〈深淵〉のレビューと感想

めちゃくちゃ辛い内容です。読んでいて一緒に気分が沈んだしちょっと引きずりました。ほんのちょっとしたことで、人生が変わったかも知れない。でも自分は辛い道に進むしかなかった。犯人（？）がしたことは許せないですが、背景を知ったら非難することなんて出来ない。救われない辛さがあります。

深淵

本格的なミステリ作品だとおもいます。「カルト教団」などを題材にしている「刑事もの」で、読みごたえがあるとおもいます。絵がとてもきれいなのも、よかったです。

好きだったけど

昔とても好きな作家さんでした。
絵柄がとてもキレイで、ストーリーは今でいうイヤミスが多い印象。
大人になって読むと苦しい。

秘密

絵を観てビックリ!現在進行中で秘密を読んでいたから、作者が同じだったんだ!なんかサスペンス感がたまらなく好きなんだわ！

ぐいぐいひきこむ。

清水玲子先生のストーリーと美しい絵が大好きなので新作嬉しかったです。
オープニングからぐいぐい引き込まれ、犯人も簡単にわかるわけでもなく、いつもながら素晴らしいです。

最後わからなかった

ドキドキしながら最後まで読ませていただきました！！高比良がメガネ外すと薪さんみたいでキュンとしました。最後のイタズラ、意味がわからないです！読んだ人、意味わかったら教えて欲しいです！

非常に良かった。

最後の結末やまとめ方も良かった。
ただの享楽犯罪ではない、そこが良い。
説得力もある。
主要なる少女の境遇が少し逆転していれば。
彼女は自分、自分は彼女。
そこに深い悲しみを感じた。
ぜひ最後まで読んでほしい作品です。
主人公の男性はいかにも清水先生らしくて笑えました。