2人はいいけど、よしまさにも何でもいいから1ミリぐらい光をあげてほしかった。
距離の詰めかたが分からないという自覚があるし、何より無理強いしなかったし、赤裸々な本音をぶちまけて女性の前で号泣する姿がいちばん心に残った。
でもマキの恐怖センサーは防衛本能で、それもよく分かる。
血の気の引くこわさ。立場のちがいもあり仕方ないのかもしれないけど、よしまさサイドにはきっと分かろうとしないかぎり分かってもらえない。
第一印象でニヤニヤ遠くから見つめたり、する側はいいかもしんないけど、された側は「え、何?」と不気味でたまらないと思う。
よしまさの場合、メスとか男女である前にまず1人の人間として女性と接してみることから始めてみたらいいんじゃないかと勝手に思った。
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