3.0
短すぎるけれど
サイコメトリーの使える私立探偵の話。
五話完結、というのを完全に見逃して読み始めたので、あまりに早い終幕にびっくりした。
長ければいい、というものでもないが、五話で終わっていい、という種類の漫画でもないと思う。
設定上の問題として、こういうのは、様々なサイコメトリーのバリエーションを描いてこそ、面白味が出てくるタイプの作品なのではなかろうか。
ただまあ、正直、「もっと読みたい」というほどでもなかった。
私は、妙にひねった助手のキャラ設定が受け入れ難かったのと、「嘘と本当」をめぐるテーマ性みたいなものもどうにも薄っぺらく感じられて、好きになれなかった。
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