2.0
古田の必然性
この漫画というか企画に、古田本人がOKを出したことに驚く(さすがに無許可じゃないだろうから)し、その企画力はまあ、買おう。
ただ、尺の都合上しょうがないのかもしれないが、内容は非常に薄い。
キャッチャーのスローイングやキャッチング、リード面などについて、多少の「古田的な」言及はあるものの、はっきり言って、ネットでちょっと調べただけでも書けるレベルの情報しかないし、古田である必要性も「高校までは無名だった」「メガネのキャッチャー」くらいしか感じない。
私はヤクルトファンでも古田ファンでもないが、仮にファンだったならムカついたと思う。
結局、安っぽい精神論みたいなところに帰着していく後半も本当に寒い。
あと、古田が似ていない。
- 2