【ネタバレあり】悪魔の黙示録のレビューと感想

修道院に捨てられた青い目の子供ルカ。
15歳になった彼の周囲で起こる人の死に絡んだ不可解な出来事を解決に導く話。

心霊現象のような出来事は悪魔の仕業、神父や聖書や『神』などが出てくるので、馴染みの無い私には何処か遠くの作り物に見えてしまい、どうしても感情移入出来ません。

数話で1作の短編を10話まで読みましたが、1作目では事件で死んだはずの人が解決後に死んでいないことになっているけど、他の作品では死者は亡くなったまま...とかで意味不明。
1作目で死なないことで解決しているなら、他でも生き返らせればいいんじゃない？と思ってしまいました。

個人的に、絵柄だけで作品を選んだらいけないなと思った、お気に入りの作品。たまたま雑誌で見かけて読み始めてから主人公の運命、親友の運命、友との絆と、主人公の両親の秘密が解っていくたび、ドキドキワクワクします。ホラーな話もしっかりあるものの、人との繋がりを大切にテーマとされている高橋先生には本当に感謝しかありません。

嬉しい

配信最高です、漫画が大好きで購読が多様化していたので電子化ありがとうございます。ルカ、ショウの2人が何とも言えない関係性で萌えました、ショウは何か好きです、遠く、近く、寄り添って、儚げに見守るたまんないです、番外編のフレデリックは無傷の遺体だった筈泣きました。

懐かしい

他の方のレビューにもありましたが、ルカとショウの関係性が好きでした。敵であるレンの過去も切なすぎて、涙なしには読めません。学生の頃この結末に少しモヤモヤしましたが、今読み返すとこうでしかあり得なかったのかな、とも思います。

教会

赤ちゃんが教会前に置かれ運命で育てることに。大きく育って思春期に迷い等あるが、自分を見つめ直し受け止める。迷いし者を導き、悪を倒す。まだまだ途中しか見てませんが、1話1話面白いです。

悪魔と戦うために生まれてきた運命を背負い、学生生活のなかで信じてきたものや関わったものたちが巻き込まれたり、裏切られたりする話ですが、壮大なため最後がどうなるのか楽しみです。

ルカは運命を受け入れることができるのか？
そして最後にやってくるのって、やっぱり神だったりするのかな？