【ネタバレあり】千夜に咲えのレビューと感想

作者好きだけど

ディアシリーズが好きで作者さん繋がりで読んだけど、正直気持ちの良い話ではありませんでした。最後は要も幸せになったけど、何も知らされずいきなり知らない相手をさせられて、何度読むのやめようかと思いました。

泣きました

ビックリしました。泣きました。
狂気でしかないジイさんの手によって人生を狂わされた三人のタッグ。
不本意ながら要を利用する嘉門さんの深い愛が(泣)制裁し、新たな道を歩み出す三人に泣けた。

作者さんの作品が好きだったので、こちらも迷わず読みました。
好きだった作品とはちょっと違っていて、シリアスな要素が多かったです。
その後の幸せな二人が見たくなります。

読み始めて、あまりに主人公(受)の要が不憫でならず、、
強制的に身体を弄ばれて、しかもそれを見られていて、読んでいて辛かった
お尻だけならまだしも(それも相当嫌だけど)、尿○プレイまで、、？
つらすぎない？どれだけの幸せがあれば救われるの？って思いました

諸悪の根源のジジイを始末するための画策に巻き込まれたわけですが、彼の心の支えが嘉門さん(攻)
嘉門さんも目的のために心を殺していて、辛い過去がある

少しサスペンス要素があって暗く重い
その中で要と嘉門さんが惹かれ合っていくのが唯一の救いでした

最終的にもちろん二人は結ばれてハッピーエンドではあります。
ただ、もう少し、「救い」の部分があってもいいかと！
要と嘉門さんの結ばれた後、こんなにも二人は幸せになれたんだっいうのがほしかった
じゃないと、前半のシビアな出来事の印象が強くて、全体的に重い辛い話になってるような気がします

嫌がる子を弄ぶ描写が多いし、主人公が泣いてたり辛かったりするシーン多いので、気をつけてください

作者さん買いでしたが、いつものお話と違って今回は暗く重いお話でした。主人公が辛い目にあっていることが多く読むのが苦しい作品でした。

妄執の末…

茜に逃げられた久我の思惑で茜の息子の要が連れてこられたのは、怪しい洋館の琥珀館。
そこで男たちの相手を強いられる要の側で面倒を見、心の支えになったのが執事の嘉門。
話が進むに連れ嘉門、要が相手していた蓮水も物語のキー人物になっていきます。
サスペンスの要素もあり目が離せない展開で要が不憫でしたが、要と嘉門が幸せそうで良かったです。

じじいがこええ

ちょっと怖いです。頭おかしい人が主人公を苦しめるので、嫌な気分にもなります。でもちゃんと味方もいるしハッピーエンドです。

この作者さんの、他の作品、読んでます。だけど、今までと違って、重くて空虚なストーリーでした。切なくて、寂しい、そんな気分になりました。