どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。

ユーザーレビュー

1. 5.0

   2021/03/14 18:31

   おススメです

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   森に囲まれた湖の中にある小島に暮らす魔女ロゼのお話。ある日、騎士のハリージュが惚れ薬を作って欲しいと訪れます。実はこのハリージュはロゼが密かに想いを寄せていた憧れの存在でした。
   ほぼ俗世と関わらず孤独に生きてきたロゼですが、ハリージュと会うたびに淡い気持ちが膨らんでいく様子が可愛らしいです。
   ハリージュは得体の知れない魔女だと思い込んでいたロゼが、まだ若い可愛らしい女の子だと知り身の上を心配して度々ロゼの庵を訪れるようになります。
   今のところ大きな事件や展開はなく、静かな世界の中で二人の物語が丁寧にゆっくりと進んでいくのですが、その空気感が素敵で是非もっとたくさんの方に読んで欲しいなと思いました。
   続きが早く読みたいです！

   by 春祭り

   • 51

2. 5.0

   2021/05/18 1:59

   穏やか

   森の中にある魔女の家に行くには
   向こう岸から船を漕いで渡らないと着かない。外部との接触を閉ざしたその風景は 寂しいと言うよりも 穏やかに見えた。
   
   ある日片思いの相手の騎士が その船を漕いで魔女に会いにきた。
   魔女にとっては聞きたくない注文だったが、
   出来るだけ騎士と会えるように、注文の品をあの手この手で引き延ばそうとする少し小賢しい魔女さん。
   その間に2人が少しずつ距離を縮めていくが、ある出来事をきっかけに注文の品を作り上げようと決めた。
   
   自分が魔女である以外に 騎士が会いに来てくれる理由はない、と。
   
   騎士が持ってくるパンやケーキ、紅茶の香りも感じとれ 森の中の風景や家の中は 時の流れがゆっくりに感じとれる。
   この漫画家さんは とても絵が綺麗で、絵が話を邪魔しない。
   久々に紙のコミックを買いたくなった作品。
   続きも楽しみ。

   by 10123104E

   • 34

3. 5.0

   2025/02/11 19:25

   繰り返し読んでる大好きな魔女作品

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   大好きな作品。自分の中では魔女のお話の中で一番好きです。気がつけば読み返してます。
   
   何に惹かれるんだろう…。一番は王宮騎士ハリージュが魔女ロゼに惹かれていく様子が丁寧に描かれているところ。ロゼ目線だけでなくハリージュ目線のストーリーにかなりときめきました。元々ロゼはハリージュに４年間片想いしてたから、ハリージュがロゼを大事に想い始めてくるのが分かると読者は嬉しくて…。
   でもだだの恋愛モノだからときめくのではなく、魔女のお話の土台があってこそなのです！
   魔女は人間からの偏見や差別が当たり前に根付いていてロゼもそれを認識し(実は傷ついている)ながら、魔女しかできない秘薬を作る仕事を淡々？飄々？としている。ハリージュが好きでも、人間で貴族相手、しかも惚れ薬を頼んでくるから卑屈になり諦めるしかない。
   そこから2人が惹かれ合うまでがおもしろくて幸せな気持ちにもなっていいんです。
   おもしろいのは完璧にロゼの卑屈でズボラで強気なキャラクターだと思う。しょっちゅうハリージュの眩しさにやられてるのも口が悪いのも好き。それと飄々としたハリージュとの掛け合い。あとハリージュはもちろんカッコいいし紳士てすが、美人の令嬢とかでなく愛すべきキャラの魔女のロゼを好きになる男ってのがいいんてすよ。紳士だからこそ一人で暮らす魔女ロゼのことが心配になり、湖で水浴びをするロゼをみてときめくのだと思います。妖精…。そうかー…納得。
   プロポーズ、夜御屋敷で同居まできましたが、結婚までどういきつくのか、次の配信を楽しみに待っています。好きが溢れて長文になってしまいました。

   by マイヤーレモン

   • 0

4. 5.0

   2021/03/23 21:24

   つづきが気になる

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   湖で一人で暮らす魔女のもとに、惚れ薬を作ってほしいと騎士が来ます。その騎士は、魔女の想い人で依頼を受けたことで、失恋決定と思っていたのですが。
   騎士は、魔女の力を信じてないところがあって、惚れ薬は妹のように感じているお姫様から頼まれたものだったんですよね。
   きっと、お姫様もこの騎士が好きなんだろうなと思うのですが、まだお姫様の登場は少しだけで不明です。
   魔女は失恋したと思いながらも、好きな騎士が来てくれることで、少しずつ見た目とかを気にしだして、かわいい姿を騎士にみられます。
   徐々に騎士と魔女の距離も近くなってきているので、続きが気になります。

   by 匿名希望

   • 4

5. 5.0

   2024/12/13 14:24

   かけ離れたお話のようで等身大

   主人公は人里離れたところでひっそりと1人で暮らす魔女さん。そんな魔女さんがこっそり一人の男性に片想いをしているお話です。
   魔女、ということからファンタジーの世界を連想させますが、この魔女さんはなんとも普通の女の子と等身大です。嘘をつけない不器用さ、散らかったお部屋におしゃれでない魔女の服。自分に自信も無いのだけれど、なんとか少しでも好きな人と一緒の時間を作ろうと小さな努力をしてみたりもする。
   美人で仕事が出来て自信もあって…という女性は理想だし憧れるけれど、実際は、誰もがコンプレックスを持っていたりどこか自信が無くて、でも、好きな人にそっとときめいては心癒され元気を貰っていたりします。
   
   この物語を見てほっとするのは、魔女さんの優しさや素直さ、そこにちゃんと魅力を感じて、自分も“このままで良いんだ。”と、穏やかな気持ちになれるからな気がします。
   
   読むと本当に優しい気持ちになれます。そして、なんだか自分のことも好きになれるかもしれない。そんな素敵なストーリーです。

   by 森のリス

   • 2

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