5.0
田舎の
バカげた男尊女卑がリアルに描写されてます、あの閉塞感、どうして親戚の男連中ってあんなに偉そうなんだろう。
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バカげた男尊女卑がリアルに描写されてます、あの閉塞感、どうして親戚の男連中ってあんなに偉そうなんだろう。
昔の話ではなく今でもある話です。田舎と呼ばれる所だけではなく地方の大都市でも普通にあります。そして男性なら立派になってと褒め言葉になりますが女性なら嫌味で使われます。
まさしく閉塞感漂う環境と感じました。
屈折した感情が爆発してしまうと何か事件とか起こってしまうのかもしれませんね。
絵がシンプルでそこか妙にリアル感が出ていてついつい読み進めてしまいます。こういうことあるけれど、そのときは上手く気持ちの整理がつかないことが多いのでちょっと感動しながら読ませていただいております。
アラフォーです。
まさに、私の田舎もそうでした。
本家の我が家に、お正月やお盆に親族が集まり、男性陣が酒を飲み、女性陣はエプロンをつけ、せっせと働く。
人の家で我が物顔で偉そうにお酒を飲む人達が大嫌いでした。
祖父も父もお酒は殆ど飲まないのに、飲みに来た人達が酔って大威張り。
勉強が出来、進学校、大学へ上京すると、「可愛くない」扱いをする人達。
なんなんでしょうね。
主人公がきちんと逃れられて良かったです。
短いストーリーで驚きました。
でも、読み応えはあります!
とても面白かったです!
絵も好みで、読み進めやすかったです。
狭い街、みんなが監視しあってはみ出さないように暮らしている。息苦しいけど、それは出ていくほどでもない。一度出てしまうと、戻りたくない。隣の人の名前も知らないで暮らしている都会の気軽さは、老いて行くと寂しさに変わるかもしれない。ちょうど真ん中があればいいのにね。
周りでよくあるやりとりが詰め込まれており、感情移入してしまいました。周りは優しさのつもりかもしれませんが、本人はほっておいて欲しいだろうなと気持ちが痛いほどわかります。
レビューを読んでいて、共感の多いことに驚きながらも悲しくなった
我慢している女性は今の時代も、沢山いるのだと
令和になった今、封建的な考えが改まっていくことを願います
哀しくてやるせない。
まるで一編の短編小説を読んでいるかのように、物語がすうっと胸に沁みました。
これは特別な話なんかじゃない。
何処にでもあるありふれた話だと思うのと同時に、胸がとても苦しくなりました。