5.0
猫ですよ
主人公は女性です。そこにあるはずなのに縁?がある時しか辿り着けない不思議な古着物屋さん。店主はイケメンですが…素敵な物語です。
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主人公は女性です。そこにあるはずなのに縁?がある時しか辿り着けない不思議な古着物屋さん。店主はイケメンですが…素敵な物語です。
電子書籍が存在しなかった頃から、この作家さんが好きです。いつも素敵な男性が出てきて、穏やかに興味深くストーリーが進んでいきます。心を揺さぶられるストーリーの本ばかりを読んでちょっと疲れてしまったときに、ふるぎぬやさんのような知的で優しい男性に癒やされます。
波津さんも、大のニャンコちゃん好き。ニャンコちゃん好きならではのエピソードを軸に異世界ワールドを織り交ぜつつの和要素の着物をメインに。もっと色々なエピソードが楽しみたかった作品。
不思議な空気感のある作品です。着物に持ち主の想いが宿っていて、それがとてもいい話なのです。故人が残した美しい心に感動します。
着物が大好きなのでタイトルが気になって読んでみましたが」
なんとまあ素敵なお話!!
私も祖母からの形見の古着物を愛する者なので
どのお話も思わず感動して涙してしまいました。。
着物にまつわる愛の思い出、なんとも愛おしいもの。
こんな物語が描けるなんて
きっと作者も着物を愛するお方なんですね。
不思議な設定も魅力です。
猫も大好きなので、猫が出てくるのも良いですね!
着物好きにはたまらない、作品です。
絵も美しい。
白妙さんがきれいだけど、好奇心隠せないのは にゃんこだからなのですね。
昔の着物は手間隙かけてつくられ、着る人も職人さんも妥協しなかったそうです。
まず、単物を作って夏などに お客さんに着てもらい、袷用を作るか考えたとか……。
夏は汗や陽ざしで生地も傷みますしね。
袷になった銘仙等は、今でいうと「トレーナーワンピース」のようですが、ふだん着にはぴったりです。
アンティークの素敵な柄などは生地が駄目になってきたら、額に入れると素晴らしいですよ。
絵が綺麗で大好きです♪現代の話なのに、大正っぽかって、これぞ日本のファンタジーって感じです♪お着物親のがたくさん眠ってます。着たくなりました。
目はちょっと古い感じがするけど話は面白い。ホラーではないけど不思議な話でほのぼのする回もあって、おもしろいです。
行きたいと願ったら辿り着ける何処に在るのかわからないお店、何とも興味深かだたです。彼女にはみえる能力があるのかな?着物の思い出にシンクロしてしまう素敵な話ですね。
波津先生の着物ワールドと猫ワールドと妖怪ワールド。トリプルで味わえる素敵な作品です。流石です。サクサク読めます。