みんなのレビューと感想「ハジメテノサツジン」（ネタバレ非表示）

事件の非現実性に目を瞑られれば傑作

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驚くほど短絡的な◎人であり、突発的なのだが警察が全く解決できない。有能キャラがいるのにだ。また、絶大な圧力のわりにまったくもって揉み潰しきれないのも笑える。その辺りの非現実性を無視して、主人公3人の心情、立場、生い立ちからの事件発生から終幕までの行動と思考の変化をながめていくととても面白く考えさせられる。

以下、犯人の3人。
音→大金持ち財閥森の養子令嬢。自分の保身、権力のためなら人を駒のように扱い捨てる。典型的な金持ち犯罪者キャラ。罪の意識が一切なく、邪魔者が現れては◎すことしか考えていない。養父とその実娘である悠を◎す場面では「この感覚久しぶり」と気持ちを昂らせるなど、紛れもなくサイコパス。ただ、実母による虐待やネグレクトにより歪み狂っていったことが割と詳細に明示されている。この母にしてこの子が産まれ、育てたのがこれまた保身だらけの養父なら仕方ないとも言えるが、、、最後の最後まで反省も後悔もしなかったところは良いと思う。

悠→前述の森財閥の実娘。母が森、政略結婚的な感じで捨てられ、精神を病んでしまう。母は森に異常執着し、ときに悠をけしかけ、失敗すれば悠を罵倒し攻撃する。それでも母のために行動する悠も、かなりの依存体質。この母にしてこの娘あり。悠は後述の繭に異常執着し、繭を傷つけるものを許さない、別ベクトルのサイコパス。被害者にトドメを刺した張本人であり、その理由も実に利己的で「音を陥れられるし、繭と共犯になれる」というもの。彼女もまた、大好きな繭に諭されてもなお、被害者への贖罪の言葉や気持ちを述べている描写が全くなく、音ほどに殊更にその邪悪性が描かれていないが、悠もまたかなりの逸材だと思う。

繭→二人の腰巾着的。家庭環境に問題ありの二人が◎人に対する罪の意識が皆無なのに対し、いわゆる普通の家庭に育った繭は、被害者を山に埋めてから最後まで罪の意識に苦しみ続ける。しかし、その間に暴走する音を止めることも、悠を連れて自首めいたことをすることもせず、自◎することもできない、他責思考かつ事なかれ主義。気絶しただけの被害者を隠そうとしたのも彼女。それは音の(他の人に言うな的な)圧力で意思を感じ取ったもの。彼女もまた、紛れもない犯罪者。ただ、家庭環境や人格に全く問題がなさそうな、普通の高校生が犯罪者になる過程を緻密に描いてくれたのはよかった。闇バイトと同じ。

少女漫画にありがちな
組合せの３人
実際こんなキャラ違いすぎる３人がくっつくわけないって思うけど
登場人物も　まぁまぁ多くてそれぞれ個性的で飽きずに読めます

心痛

自分の子供が実際巻き込まれることを想像すると心痛がすごくて読み進めるのが怖くなりましたが、構成が面白くて続きがしりたくてついつい読み進めてしまいます

ハラハラドキドキで面白い！

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無料分56話までしか読んでいませんが、、、この作品はとっても面白いです。
先生を●してしまったことは3人の秘密にして一生誰にも話さない！。とする3人は実際には団結していなくて考えがバラバラ。いつどういう波乱が起きるのか、みててハラハラしました。
また、死体を埋めた場所も(高校生で車の運転ができないから)学校から近くの浅いところで、すぐに発見されてしまう。しかしその発見されるまでの過程(犬と犬の散歩に出かけるおばあちゃん)も丁寧に描かれていて、とってもドキドキしました。そこから事件が明るみに出て、刑事とのやりとりもヒヤヒヤが止まりません！。この先どうなるか、とーーーっても気になりますが、、、課金はできません。(貧乏主婦のため)。他に今、ポイ活して読んでいる作品があるので、そちらを読み終えたら、その先を読み抜くるかもしれません。
とにかく面白いので読んでみて損はないと思います。

子供の頃のトゲトゲしたような人間関係とともに、普通であれば考えられない設定の中で、とてもリアルな心理描写と次第に追い詰められていくストーリー展開がとても見事だと思いました。

思ってたより面白く読めた

どこにでもあるようなよくある話…最初はそう思って読み始めたけど、予想をはるかに上回り面白く、深かった。

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サクサク読めます。
心理戦です。音が本当にこわい。みんなうまくあやつられてしまう。
まゆちゃん、純粋だからどうか助けてあげて欲しい。
続きめちゃくちゃ気になります、、

面白い

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面白くて止まらないです
女子力の高い音ちゃん
あなたはもしかして小さい頃から色々始まって
いたのでしょうか。
森家の力凄い…

まだ無料分までしか読んでませんが、絵はかわいいし、キャラも一人一人しっかりと立ってるし、続きがすごく気になります。
人を操るような人気者と友達になると、いい人ほど利用されそうで怖いですね。
でも本人に自覚がなくても、こういう性格の人ってけっこう周りに潜んでいそうです。

続きが気になってしまう作品です。
出てくる登場人物のキャラも背景も見応えあります。誰がどう動いてどういう展開になるのかまだ途中まだしか読んでないので気になるところです。