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発達障害と言っても、この物語の主人公はまだマシと言っては失礼になるのかもしれませんが、なんとか周りに支えてもらいながら社会生活が送れている方だよなぁと思いました。
現実はもっと厳しいものがありますよね。
どんな子でも自分の子供は可愛いし愛してはいても、やはり発達障害の子をまるっと全て受け止めて育てていくのは簡単なことではないです。
まだ途中までしか読んでいませんが、続けて読んでみようと思います。
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発達障害と言っても、この物語の主人公はまだマシと言っては失礼になるのかもしれませんが、なんとか周りに支えてもらいながら社会生活が送れている方だよなぁと思いました。
現実はもっと厳しいものがありますよね。
どんな子でも自分の子供は可愛いし愛してはいても、やはり発達障害の子をまるっと全て受け止めて育てていくのは簡単なことではないです。
まだ途中までしか読んでいませんが、続けて読んでみようと思います。
発達障害について勉強して、色々な子と関わりを持ってきましたが、この漫画は本当に勉強になります。
皆、性格が違うのと同じように、本当に人それぞれなのですよね。
大人になって色々経験を積み、変わっていく部分もあるなと感じています。
私の場合は、ストレスが溜まると音にとても敏感になり、辛くなります。そうなってから初めて、苦手な音がある辛さ、耐えられないほどの苦痛を身をもって感じるようになりました。
まだまだ勉強不足ですが、寄り添える気持ちを持っていたいです。
軽い気持ちで試し読みしたのですが、読みすすめていくと子どもたちのさまざまな環境や思い、子どもたちと接する大人の苦悩や、背景がとても鮮明に描かれている作品で、ぜひご一読いただきたい作品です。
特に、私は「ほとんどモノローグがない」ことが印象的でした。
病名についての注釈等はありますが、子どもの環境や、病状、障害のことなど、ほぼすべて登場人物の「話し言葉」で書かれていて、「説明っぽさ」がないので頭にすんなり入ってきました。そのことで、より登場人物に感情移入しやすく、一つ一つのエピソードも4~6話で完結されることが多く、読みやすいです。
恥ずかしながら、子どもたちの生活環境については無知でしたので、実際問題はもっと異なる場合もあるのでしょうが、この作品に触れることで、こういった事情がある可能性を知ることができて、とても勉強になりました。
試し読みで気になって、そのまま読んでしまいました。身近に大人の発達障がいじゃないかと思われる人がいますが、本人は受け入れにくいみたいです。どうやって対応したらいいか、すごく悩んでいたので、このお話を読むとそれぞれの回で感情移入したり、参考になったりします。何で出来ない、じゃなく、出来ないことをどう補填するか、って、発達障がいじゃない人も同じですよね。まだ途中までしか読んでませんが、引き続き読み進めていきたいです。
数年前に久しぶりに会った友人と3人で居酒屋でのこと。高校卒業後から数ヶ月一緒のバイトを経験した縁の、たまーに会う友達。当時から20年くらい経つ。急にひとり深刻そうな顔をして、自分は発達障害だと思う、と。彼女はその時あくまで自己診断で、私も発達障害について詳しくなく、なんて声を掛けたらいいのか、とても戸惑った。思いつめているようだったし、少しでも気持ちを軽くしてあげられたらと思って声を掛けたけど、結局泣き出してしまった。一緒に飲んでいたメンズとフォローするような声かけをしてたと思うけど、それからずっと何て言うのがよかったのかな、って思って気になっていた。17話まで読んでも、正解は分からない。でも思ったのは、何と言うかじゃなくて、もう少しどう辛かったのかとか、聞く方に比重を置いてあげていたら良かったのかなって。
彼女は自己診断で悩んでいたけど、確かに私から見ても、この漫画を読めばなおさら可能性は低くないと思う。バイトの伝説的ミスとか、社会人になってからのこととか。いくら周りがいいやつばかりで彼女にポジティブな感情、行動しかしなくても、本人は周りが思う以上に辛かったんだよね。って思った。
そんなこんなを思い出しました。
カミングアウトってさ、言うことに勇気がいるものほど、聞いた人も受け取りや反応が難しい場合も多いよね。そして自分の悩みや辛さは結局自分しか分からないし、深い傷になっているものなんて口にできない。私は誰にも話せない。話せないよ。
心の事で辛い思いをしている人やそのご家族もいらっしゃるので、こういう内容のお話は貴重だと思います。
もちろん「違うよ!そんなんじゃない!そんなん、いい方だよー!」というご意見もあると思います。
でも、今まで、伏せられがちな内容で、周りの人が
どの様に関わったら良いのか分からなくて、突然の出会いにびっくりしたりしたのではないのかな。それで、間違ったフォローしちゃったり。
心療内科、精神科て、どんな診察されんのかなと、びびっている人にも理解の入り口として、良いお話だと思います。
読んでいてジーンとくるものがある。私も下の子供が7ヶ月の時の健診で発達障害かもと言われました。大学病院への紹介状を準備されている待ち時間、そして家に帰る道中の記憶が本当にありません。思い出したくないのかも…
言われた辛さだけは覚えてます。結果、大学病院の先生からは発達障害にも色々あり、うちの子供は運動遅延かもとしれないけど、今の時点で発達とは判断するべきじゃないと優しく言っていただきました。その言葉だけで救われた気持ちでした。
日本でも問題になってきていて、一部の地方自治体では解決していこうという動きのある『ヤングケアラー』
家事や家族の介護など、本来大人が担う役割を背負う18歳未満の子供のこと。
心身の成長期でもあるし、進学などの悩みもある中、子供らしい自由な時間もない主人公。
当事者、周りの大人達、経験者の心の動きをよく表現されています。
他のお話も考えさせられたり、ためになったり、登場人物の優しさに心がほぐれたりと、出会えて良かったと思える作品だと思います。
まだ無料分迄しか読めてませんがとてもありがたいです。わたしには26才の息子19才の娘でシングルです。ふたりとも7年程前に発達障害だと診断されました。症状は違いますが私が死んだらこの子達は大丈夫?と心配です。漫画に出てくる信頼が出来る医師に巡りあえるのは幸せな事です。個性だからしょうがないと思っていた事柄は障害のせいだったんだと思うと楽になる事もありますがやはり他人にはなかなか理解は難しく不登校引きこもりになりましたが今はまだバートしてましたが…辞めるそうです。やはり理解してもらえず障害枠でしたが…私ももう少し勉強し理解しないとと思います
発達障害当事者やその家庭の苦悩、医師ら医療チームの動きが丁寧に描かれています。作中で前に進めたように思えた家庭もきっとこの先色々なことがあるのだと思いますが、一時期の切り取りだったとしても焦点をあてることで読み手が理解を深めていける作品だと思います。境界があいまいな障害だからこそ、こういった作品をきっかけに興味を持つ人、これをきっかけに情報に目を向ける人が増えると良いのかなと思います。