みんなのレビューと感想「消えたママ友」(ネタバレ非表示)(74ページ目)

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3.9 評価:3.9 1,867件
評価5 30% 561
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731 - 740件目/全1,867件

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  1. 評価:5.000 5.0

    有紀ちゃんの姑と旦那が1番悪い

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    短いので一気に読めます。
    Yahooで広告されてるので気になってましたが、スッキリしました。

    幼稚園のママ友だった有紀ちゃんが突然いなくなった。
    不倫という情報が最有力の中、有紀ちゃんを含めた、主人公のママ友グループの関係性も、少しずつ変わっていく。
    本当は意地悪なリオちゃん。
    そのママは、旦那の実家に閉じ込められていることは辟易としている。
    泣き虫のすうちゃん。
    そのママは、旦那とうまく行ってなくて、いつかの離婚を夢見ている。
    主人公の息子のこーくん。
    とってもわんぱくな男な子。

    主人公が多分、1番普通なのかも。

    簡単に言うと、1番悪いのは、有紀ちゃんの姑と旦那だと思います。
    有紀ちゃんは、子供が嫌いだった。
    だが、ツバサ君の出産をきっかけに、自分の中で母性が芽生えていたことを自覚していた。
    なのに、仕事を促すフリをして、ツバサ君を徐々に有紀ちゃんから取り上げ、自分が母親かのようにツバサ君を育てた姑。
    現に、ツバサ君の中で、おばあちゃんは母親になって行った。
    ツバサ君とパパとおばあちゃんの3人の家族。有紀ちゃんは、家での居場所をなくしていた。

    そのイライラから、有紀ちゃんはギャンブルに走り、それがバレた末に、家を出て行かざるを得なくなった。

    恐ろしい人達だ。
    自分の子育ては終わったんだから、もう良いだろう?まだ満足しない?あなたが母親じゃないのよ?と、イライラしながら何回も突っ込んだ。

    恐らく、取るつもりで最初からツバサ君を有紀ちゃんから取ったのだろう。
    気づかなかったわけがない。母性を自覚したいた有紀ちゃんに気づきながら、ツバサ君を、有紀ちゃんから取っていったのだ。
    ああいう人たちは、人のものを取るのが上手なんだろうなと感じた。
    ツバサ君が本当に可哀想。

    端々に、ツバサ君の闇を感じる。旦那さんも温厚な言動が描かれているが、あの姑の息子だもの。本当は意地悪よね。

    日本の家庭にある闇を見たような気がした。明日は我が身。皆他人事ではないエピソードだと思う。

    by 匿名希望
    • 4
  2. 評価:5.000 5.0

    静かで怖い「普通の」群像劇

    以前、この作者の別の漫画を読んで、それはもう滅茶苦茶に非難するレビューを書いた。
    が、本作は素晴らしかった。

    ストーリーは、「消えたママ友」の周囲の人々(主にママ友三人)の視点で展開する。
    私はママ友の世界からは縁遠い場所にいるが、一人一人の登場人物やその関係性、日常のリアリティーが半端ではなく、一気に引き込まれた。
    また、三人の語りの視点の切り替えのタイミングとテンポのよさは絶妙で、一息に読まされてしまった。
    これはもう、群像劇として一級品だと思う。

    作品の雰囲気としては、日常の中にあるサスペンス、といった風情で、消えたママ友の謎を追う中で、ママ友、夫婦、嫁姑、それぞれの関係性における、秘密や暗部が少しずつ明らかになっていく。
    その描き方も、やたらスキャンダラスに暴き立てるのではなく、人間の繋がりのもろさや、表面的な付き合いの虚しさを静かに綴るタッチで、好感が持てる。
    誰もが「普通に」嘘や闇を抱えて、「普通に」生きている、その淡々とした提示が素晴らしい。

    正直、こういう「雑な絵」の漫画は好みではないのだが、悲しく不穏でうすら寒い作品のトーンと、シンプルで呑気な絵柄は、いい意味でのミスマッチになっているような気もした。

    特筆すべきはツバサ君の描き方で、大人の抱える悪意や歪みが「伝染」したかのようなその造形は、実に悪趣味で、怖い。
    子どもについて、何かがおかしいのに誰もその破綻をつかめていないし止められない、それは、目を背けたくなるような冷たい現実だ。
    特に、最終話でツバサ君が祖母と父親に放つ台詞は、いくぶん漫画的な寓意はあるにせよ、恐ろしく、素晴らしい。

    by roka
    • 20
  3. 評価:4.000 4.0

    現在11話まで読書中です。
    登場人物のそれぞれの見方が広まってきたところで、面白くなりそうな感じが漂ってきました!

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    だんだん怖くなります。

    少しずつ真実が明るみに出て少し恐怖感があります。他人同士が家族になるという難しさや、子供を通して作った友達関係の距離の取り方、非常に勉強になりました。

    by 匿名希望
    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    ママ友なんて所詮上辺だけの友達。
    結局のところ何を考えてるかなんてわからないし、ほんとの友達になるのは難しいね

    by 匿名希望
    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    私も長男を産んだ時に舅が盗るように、私から離して行きました。ツバサくんのお母さんがどうしょうもなく寂しさからギャンブルに行ってしまう気持ちが胸に詰まりました。私は次男を産んで、長男が弟と私たち夫婦と居たいと思ってくれるようになったから、私は逃げ出さなくて良かったと思います。この間はどんなに仲のいい友達であっても今の私の立場を知られたくなくて無理をしていたと思います。ママ友は途中からの友達だからと、距離を持ちながら付き合った記憶があります。でも、そんな友達って大事だと思います。友達って少しずつ距離感が違う人がいていいと思います。そして相手に干渉するのも距離を大事にして付き合うと何十年も付き合えると思います。それを考えながら読んでいました

    by 匿名希望
    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    気になる

    タイトルが気になり過ぎて、試し読みしました。ママ達それぞれの悩みや葛藤があり、徐々に各家庭でママ達が抱えている事が浮き彫りに。自分だけじゃないって思い励まされるか、まだまだ序の口と思うか読んだ後の感想が気になります。

    by 匿名希望
    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    ほんとにあるのかな?

    まだ結婚もしていませんが、これからこういうこともあるのかなと思い野原さんの作品を読んでいます。今回のお話も実際起こりうるのかな?

    by 匿名希望
    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    ママ友

    どうなるのか、理由はなんなのか。仲良くても知らないこと、知らなくて良いことたくさんありますね。友達だからって全て知るのはむり。

    by 匿名希望
    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    面白い

    ママ友を作るということはなかなか面倒くさいものだなと思いました。結局は大人になってからの友達は友達と呼べるものか分かりませんね。

    by 匿名希望
    • 0

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