みんなのレビューと感想「消えたママ友」(ネタバレ非表示)(73ページ目)
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きっと少なからずみんなの中にある闇
作品自体は短すぎず長すぎず、先が気になってどんどん読んでいくことができました。
友達にさえ全部さらけだすことを躊躇するのに、ママ友に対してなんてもっとできないわけで。仲良くなっても知らないことがあって当たり前なんだなって改めて思いました。
それぞれが前を見て進めていられたらいいな…by 匿名希望- 0
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4.0
自分が母親の立場だからという事も大きな要素かとは思いますが気になって仕方がない。。まずは1日1話の無料で毎日読ませていただきます!
by 匿名希望- 0
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4.0
最初は軽い気持ちで読み始めたのに、続きが気になって仕方ない…いったい、何があったねか、軽いミステリーを読んでる感じ
by 匿名希望- 0
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4.0
ほのぼのとした絵から謎が深まるサスペンス状態になり、つい引きこまれてしまいました。初めは男と失踪?それから夫に隠された?前に深刻そうな話をしていた男性は誰なのか?謎解きが気になります。
by 匿名希望- 0
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4.0
素朴な絵で読み始めましたが、内容が意外と重めでした。でもそれぞれの感情が手に取るようにわかり、面白いです。
by 匿名希望- 0
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3.0
わかる!「ママ友」って「友達」じゃないんだよね〜。子供を人質に取られた関係というか、、、もちろん、その中でも本当に親しくなれる「友達」にも出会えるんだけど。ほとんどが当たり障りの無い、その場の雰囲気を合わせるだけで、陰口とか軽いイジメとか親同士でもあるあるでした。
by 匿名希望- 0
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5.0
共感
子供が小さい頃、皆が経験するような感情ではないでしょうか?隣がよく見えるとか自分は幸せだと思いたいとか、そんな感情。
友ちゃんの言う通り、全部を知らなくていいんだよね。ママ友って。一緒にいる時だけ仲良くできればそれでいい…とても共感できる作品でした。
ツバサくんもほんとはママといたかったんだろうけど、あーちゃんに遠慮してたのかな。by 匿名希望- 0
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3.0
苦手
ママ友って本当しんどくて苦手です。共感するとこもありました。でも疲れます。絵が苦手でした。また機会あったらみます
by フランキン- 0
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5.0
有紀ちゃんの姑と旦那が1番悪い
短いので一気に読めます。
Yahooで広告されてるので気になってましたが、スッキリしました。
幼稚園のママ友だった有紀ちゃんが突然いなくなった。
不倫という情報が最有力の中、有紀ちゃんを含めた、主人公のママ友グループの関係性も、少しずつ変わっていく。
本当は意地悪なリオちゃん。
そのママは、旦那の実家に閉じ込められていることは辟易としている。
泣き虫のすうちゃん。
そのママは、旦那とうまく行ってなくて、いつかの離婚を夢見ている。
主人公の息子のこーくん。
とってもわんぱくな男な子。
主人公が多分、1番普通なのかも。
簡単に言うと、1番悪いのは、有紀ちゃんの姑と旦那だと思います。
有紀ちゃんは、子供が嫌いだった。
だが、ツバサ君の出産をきっかけに、自分の中で母性が芽生えていたことを自覚していた。
なのに、仕事を促すフリをして、ツバサ君を徐々に有紀ちゃんから取り上げ、自分が母親かのようにツバサ君を育てた姑。
現に、ツバサ君の中で、おばあちゃんは母親になって行った。
ツバサ君とパパとおばあちゃんの3人の家族。有紀ちゃんは、家での居場所をなくしていた。
そのイライラから、有紀ちゃんはギャンブルに走り、それがバレた末に、家を出て行かざるを得なくなった。
恐ろしい人達だ。
自分の子育ては終わったんだから、もう良いだろう?まだ満足しない?あなたが母親じゃないのよ?と、イライラしながら何回も突っ込んだ。
恐らく、取るつもりで最初からツバサ君を有紀ちゃんから取ったのだろう。
気づかなかったわけがない。母性を自覚したいた有紀ちゃんに気づきながら、ツバサ君を、有紀ちゃんから取っていったのだ。
ああいう人たちは、人のものを取るのが上手なんだろうなと感じた。
ツバサ君が本当に可哀想。
端々に、ツバサ君の闇を感じる。旦那さんも温厚な言動が描かれているが、あの姑の息子だもの。本当は意地悪よね。
日本の家庭にある闇を見たような気がした。明日は我が身。皆他人事ではないエピソードだと思う。by 匿名希望- 4
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5.0
静かで怖い「普通の」群像劇
以前、この作者の別の漫画を読んで、それはもう滅茶苦茶に非難するレビューを書いた。
が、本作は素晴らしかった。
ストーリーは、「消えたママ友」の周囲の人々(主にママ友三人)の視点で展開する。
私はママ友の世界からは縁遠い場所にいるが、一人一人の登場人物やその関係性、日常のリアリティーが半端ではなく、一気に引き込まれた。
また、三人の語りの視点の切り替えのタイミングとテンポのよさは絶妙で、一息に読まされてしまった。
これはもう、群像劇として一級品だと思う。
作品の雰囲気としては、日常の中にあるサスペンス、といった風情で、消えたママ友の謎を追う中で、ママ友、夫婦、嫁姑、それぞれの関係性における、秘密や暗部が少しずつ明らかになっていく。
その描き方も、やたらスキャンダラスに暴き立てるのではなく、人間の繋がりのもろさや、表面的な付き合いの虚しさを静かに綴るタッチで、好感が持てる。
誰もが「普通に」嘘や闇を抱えて、「普通に」生きている、その淡々とした提示が素晴らしい。
正直、こういう「雑な絵」の漫画は好みではないのだが、悲しく不穏でうすら寒い作品のトーンと、シンプルで呑気な絵柄は、いい意味でのミスマッチになっているような気もした。
特筆すべきはツバサ君の描き方で、大人の抱える悪意や歪みが「伝染」したかのようなその造形は、実に悪趣味で、怖い。
子どもについて、何かがおかしいのに誰もその破綻をつかめていないし止められない、それは、目を背けたくなるような冷たい現実だ。
特に、最終話でツバサ君が祖母と父親に放つ台詞は、いくぶん漫画的な寓意はあるにせよ、恐ろしく、素晴らしい。by roka- 20
4.0