5.0
本当のことなんて、分からない
ママ友という微妙で壊れやすい関係性に焦点を当てた群像劇。本当のことなんて、誰にも分からないけど、分からないということを分かった上で、心地よい関係性を模索する必要があるんだろうなあ。色々考えさせられる話でした。
この作者、レタスクラブという雑誌としては異端の作品を出しているようですが、読んでいて嫌な気持ちにはならない範囲で「本音」を描く塩梅がとても上手だなと感心しています
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ママ友という微妙で壊れやすい関係性に焦点を当てた群像劇。本当のことなんて、誰にも分からないけど、分からないということを分かった上で、心地よい関係性を模索する必要があるんだろうなあ。色々考えさせられる話でした。
この作者、レタスクラブという雑誌としては異端の作品を出しているようですが、読んでいて嫌な気持ちにはならない範囲で「本音」を描く塩梅がとても上手だなと感心しています
読み応えありました〜!
表面上しか知らない、いいとこだけしか見せない友達とも言えない関係性や、マウントとったりや劣等感、嫉妬心、でも誰が誰にそう感じているかは分からない…
女のギスギスがリアルで…性格悪いなー関わりたくないなぁって人とも関わらなきゃいけない大人の事情。
生活に不満たっぷりで他人が羨ましくてしょうがない、自分はなんて不幸なんだろうとか思っていても、人の幸せを願えるうちは気付いてないだけで本当は幸せで余裕あるからなんだなぁと思いました。
少しだけ最初の話を読みました。保育園で同じようなことはあまり聞かないですが、ママ達の振る舞いや話し方については、あるあると頷きながら読み進めました。展開がとても気になります。
イラストもシンプルでスーッと読めて、続きが気になって気になって一気に読めてしまいます。登場人物それぞれの立場や考えが「わかるわかる」と思いますし、自分の身近でも有り得るような現実的な話だなぁと思います。
私には子供がいないからママ友はいないしちゃんとは解らないけど、身近な人で家族のことやママ友のことで悩み苦しんでる人が大勢いるから、こんな風に悩み苦しんでるのかなと思いながら読んでいきました。そして出来たら子供は持つまい!自分と夫と仕事を大事にしながら生きていこうと心に決めました。