【ネタバレあり】[小説]悪役令嬢は没落後、伯爵の歪んだ溺愛に翻弄される【特典付き】のレビューと感想

没落前のヒロインの性格が酷い笑。

没落後、家族を助けるために必死になり、性格まで、正反対に！

昔、ヒロインがヒーローをイジメ過ぎて、ドSになったのかな？

最後はハッピーエンドで良かったです。

タイトル通りですね！

タイトルと内容が合っていない小説多いのですが、こちらはタイトル通りだと思いました。色々な小説を読んで来ましたが、元悪役令嬢ものは初めて読みましたがとても面白かったです。ヒーローは自分を苛めてたヒロインを子供の頃から好きになりヒロインに認めてもらいたくて留学したというのも驚きでした。ヒロインは好きな子を苛めてしまっていたタイプですね。

面白かったです

題名通りヒロインは性格の悪い意地悪な令嬢でした、没落してからも気の強さは変わってません。ヒーローはそんなヒロインを愛しています。ちょっと歪んだ執着も愛があれば可愛く思えてしまうのは不思議です。義父の弟達は本当に欲張りのクズです。これからも横槍を入れてくるのは目に見えてますが…みんな見捨てられて落ちぶれたらいいのに、と思ってしまいました。

気の強いヒロイン

ヒロインが性格の悪い悪役令嬢だったけれど、家が没落してからは、必死に働き、かつての自分を反省して、慎ましい暮らしをしていました。
そこに現れたのは、子供の頃にイジメて楽しんでしたヒーロー。
ヒロインが仕事と住む場所を失うかもしれないピンチを、結婚を条件に助けてくれますが、謝罪はいらない。と謝らせてくれない。
さぞや冷えきった夫婦になるのだろう。と予感しながら結婚を承諾し、いざ結婚してみると、初夜から熱烈に求められる。
ヒーローの前で怯えた姿を見られたくなくて、高飛車な言葉でヒーローを煽ってしまうヒロインが可愛らしい。
「下品な赤毛の男に組み敷かれるのが癖になりましたか？」などヒロインが昔、口にした悪口をわざと持ち出すところにヒーローのヒロインへの執着が感じられて、何度も読み返したくなります。
どちらも歪んでいますが、ヒロインの好きな子ほど、イジメてしまう子供時代の心理の方がわかりやすいです。
二人がすれ違いを経て気持ちを確かめあうまでが、じれったくて上手く作られたお話だと思います。
特に、セリフの使い方が素晴らしく、センスを感じました。
溺愛系が好きな方にオススメです。タイトルまんまですね。

面白かったです。

タイトル通り、ヒロインは没落前とてつもなく根性が汚い子でした。父親の博打の借金で没落し、下町の飲食店で下働きをばあやと共にしその曲がった根性が叩き直されました。

そこにヒーローの登場です。
お互い気持ちのすれ違いながら、ヒーローの抱えている問題を解決し、そしてヒーローとヒロインのすれ違いが解決されていく内容となっています。
ヒロインの愛情表現は小さい子どもにありがちな歪みですが、ヒーローの愛情表現は…。読んでみたら分かるかもしれません。