なれの果ての僕ら

あらすじ

『骨が腐るまで』内海八重の最新禁断サスペンス!同窓会のために母校に集まった四ノ塚小学校元6年2組の27人は、そのまま監禁された。首謀者の名は、夢崎みきお。目的は「極限状態での善性を試す」こと…。偽りの同窓会で行われる、“善悪”を暴く背徳の実験。たった52時間の監禁劇は、薄皮を剥ぐように、人間の本性を暴いていった。疑惑、欲望、暴露、復讐、そして裏切り。正義と道徳を問う、禁断のサスペンス。

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  2. 041話 コメント6
    第37話 永遠も半ばを過ぎて
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  3. 042話 コメント6
    第38話 神曲
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  4. 043話 コメント6
    第39話 服従
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  5. 044話 コメント4
    第40話 失われた時を求めて
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  6. 045話 コメント6
    第41話 風と共に去りぬ
    50pt
  7. 046話 コメント6
    第42話 長いお別れ
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  8. 047話 コメント6
    第43話 月は無慈悲な夜の女王
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  9. 048話 コメント5
    第44話 塵よりよみがえり
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  10. 049話 コメント6
    第45話 野生の思考
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  11. 050話 コメント5
    第46話 悲しみよこんにちは
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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    抜群の構成力

    同窓会、という名目で廃校に集められた高校生たち。
    そこで始まるデスゲーム。
    というあらすじを読んだだけで、サスペンス漫画にある程度通じた読者なら、「ああ、またそういう系ね」と思うだろう。
    私もそうだった。

    事実、本作は、「そういう系」の漫画のお約束というか、突っ込みどころというか、「もう飽きたよそういうの」という要素をことごとく備えている。

    硫酸を自動で噴射する装置や携帯の電波を妨害する装置が都合よく閉鎖空間を作り出し、圧倒的な頭脳と人心掌握力とトチ狂った価値観を持つサイコ高校生が登場し、追い詰められた高校生たちがいともたやすく過剰なまでに狂い出す。

    もういいよ、そういうのは。

    それは確かにそうなのだ。
    そうなのだが、この漫画には、掃いて捨てるほど量産されている「そういう系」の作品の中で、圧倒的に優れた点がひとつある。
    それは、構成力である。
    この構成力は、素晴らしい。

    本作は、現在進行形ではなく、既に終わった事件を、生存者たちが語る、という形式で描かれている。
    サスペンス映画では珍しくない手法で、「ユージュアル・サスペクツ」なんかはその最高傑作だと思うが、漫画でこの手の構成をこれほど巧妙に利用した作品を、私は他に知らない。

    事件を生存者たちが語る中で、「おいおい、それをここでばらしちゃっていいんかいな」という、一種のネタバレが、ちょくちょくある。
    しかしもちろん、それは本当のネタバレにはなっていなくて、真のネタバレのサプライズを増すのに一役買っている。
    あるいは、その途中のネタバレ自体が、巧みなミスリードになっている。
    読者としては、「この先はわかっていたはずなのに、わかっていなかった」というような体験を連続して味わうことになり、これが実に魅力的である。

    トータルとしては「どこかで見たような」材料ばかりなのに、私はどうしても読むのをやめられなかった。

    「そういう系」とか言ってなめていた私が間違っていた。
    その反省と自戒を込めて、星をひとつ、足した。

    by roka
    • 19
  2. 評価:5.000 5.0

    最後までドキドキ

    最初から最後までドキドキの連続でした。
    飽きることなく一気に読んでしまいました。
    最後の最後まで真相がわからず、やられたと思いました。
    自分もその中の登場人物のような気持ちになりながら読み進めました。こいつムカつくな…許せない…などその場面場面で思いました。
    強い人間、弱い人間それぞれだと思います。人として成長した子がいたことはすごいことだなと。
    心の弱い側の気持ちもわからなくはない。でも、弱い気持ちに負けないでほしかったと思わずにはいられません。

    • 2
  3. 評価:3.000 3.0

    冨樫先生と大塚先生…

    ネタバレ レビューを表示する

    ドラマは見てないのですが先に漫画を読んでみました!
    同窓会に呼び出されたけどデスゲームをさせられるはめに…的なよくあるやつです。好きな人は類似作品読み漁るので此方も問題なく楽しめると思います。

    主謀者が元人気者のイケメンでサイコ野郎です。
    彼の主張する『何か理由があるって言うけど、理由をこじつけて安心したいのだ』というロジックは
    私の記憶だと最初にそれを提示したのは『幽○白書』の左京でしたし、後に『小説版多重人格探偵サ○コ』のあとがきにも同じ主張がされていました。
    なのでそこに目新しさはなく二番煎じ感が漂い引っかかる部分がありますが、
    主人公と主謀者の間には何かがありそうでミステリー仕立てなところが面白いなって思います。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    試し読みするつもりが…

    ネタバレ レビューを表示する

    最初はチラッと試し読みするつもりですが、あまりにも衝撃的なお話に引き込まれ、どんどん読み進めてしまいました。
    みきおは真のサイコパスですね。読めば読むほど恐ろしくなります。
    そして、追いつめられた時人はこうも変わってしまうのかという事も考えさせられる話でした。
    まだ途中までしか読んでいませんが、必ず最後まで読みたいと思います。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    続きが気になる

    ネタバレ レビューを表示する

    こーいう系は好きじゃないけど、続きが気になる。。
    初めからある程度誰が生き残るとか分かってるからか読みやすい。
    絵も人数出てくるわりに区別がつきやすく見やすく上手い。
    まだ最後まで読んでないけど読むつもり。
    人間の本性だなぁって思って読んでた。
    イライラしたり、けして気持ちよく読めるストーリーではないけど、引き込まれました。

    by 匿名希望
    • 0

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