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踏み込まない態度
ひとつの苦しみを起点に霊たちがこの世に残り、生きているひとに作用する。
事実を把握して踏み込まない霊能師の態度が、生きる人の指針にもなると思って読んでいる。
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ひとつの苦しみを起点に霊たちがこの世に残り、生きているひとに作用する。
事実を把握して踏み込まない霊能師の態度が、生きる人の指針にもなると思って読んでいる。
この世界観は現実にあることなんでしょうが触れてみたい様な怖い様なです。何でも見透かされるのは怖いけれどそれによって得られるものも大きい気がします。主人公さんはとても苦労されたんだと思いますがまだそれにより人に優しく寄り添えていて素晴らしいなと思います
自分には全く視る事が出来ないので、主人公の視える世界観がとても不思議に思いました。また実話をベースにしているので面白いです。
リアリティがあって、世界観が詳しく伝わってくるので面白いです。姑と同じ墓に入りたくないお嫁さんの霊に助けを求められるとか聞くと、考えさせられる。
自分には霊感がないから、へ~そうなんだ
で終わってしまう話ですが、面白かったです。
近くにマリアさんいたら自分も相談したいな~
霊能者モノの話って、悪霊退治やら呪いやら凶々しいものが多いですが、この方のお話はなんだかいつもホワンとしていて、優しい気持ちになれる気がします。ただ怖れて祓うだけでなく、なぜそうなったか、どうすればいいかをちゃんと考えることが大切なのだと思うようになりました。
この作家さんの心霊モノは、美しさも兼ね備えているので、グロさが少なくて読みやすいです。けど、なんだかそれだけに背中がひんやりするような怖さが!
ストーリーは怖いのもほろっとするのもあります。主人公のマリアさんのような方がいらっしゃるから、救われる生者も死者もいるんですよね。霊感などないいち読者としては、気軽に続きを楽しみにしている作品です。
思ったより、マリアさんが普通の人だったので安心しました。作品も普通に興味深く読めました。参考になることや同じ想いと感じることが沢山あって、忘れかけていた感覚を呼び覚ましてもらった感じがします。
霊能力者、私の知り合いにもいるので、現実感を持って見れています。もしかすると、作者の方も霊能力があるのか、知り合いにいらっしゃるのかもしれません。