5.0
10年の軌跡、完結です!(…日高ぁ…。)
血の繋がらない叔父・優士(受け)が、14歳年下の甥(当時13歳)・駿人(攻め。表紙の人物)に告白されてからの、10年の愛情の軌跡の話です。(エロは最終話のみ。)
ちなみに、1巻が1~17話、2巻が18~32話、3巻が33~45話、4巻が46~58話、5巻が59~72話、6巻が73~86話で完結。
さらに、6巻の単行本の最後に、番外編の連載が予告されているそうです。(コウ×日高編か?)
優士が6歳の時、連れ子同士で両親が再婚し、5歳上の義姉・弥生ができ、異母弟のコウが生まれる。
弥生が父親の違う子どもの駿人と菊花を置いて、3年前に失踪。両親が仕事で海外赴任し、中山家は4人暮らし。
※以下、ネタばれです。ご注意ください!
1巻は、駿人の告白から、14歳の誕生日まで。
2巻は、駿人・中2~中3。コウの親友・日高が、駿人の家庭教師兼相談役に。
「俺は家族を信じない。血の繋がりなんていらない。俺が信じるのは、俺の気持ちだけだ。」と言う駿人に、積み上げてきたものを凪ぎ払われた気持ちで「もう止めてくれ。俺には無理だ。」と言う優士。
3巻は、駿人・中3~高2。弥生が戻り、優士と弥生の子ども時代の回想。優士が「家族」に固執する理由が見えてくる。
弥生が子ども達を引き取ると言うが、駿人も菊花も拒否。駿人はテニスのため、県外のスポーツ強豪校に進学。
「どこに居たいか、誰と一緒に居たいか、俺は自分で選ぶ。だから俺は、絶対優士のところに戻ってくる。」2年ぶりに帰省した駿人は、優士の背を抜いていた。
4巻は、コウ×日高編。号泣…。「可能性のある方に賭けた。けど、ごめん。」コウは女とヤりすぎてチ◯ポ落ちろ!とマジ思った。
5巻は、駿人・高3~19歳。高校時代、干し柿女に誑かされる。成長していく駿人に「お前の見る世界に、俺の居場所はあるのか?」と思う優士。高卒後プロになり、海外進出を視野に置く駿人。気持ちの近づく駿人と優士のキス。
6巻は、駿人19~23歳。優士の「好きだよ。」の告白?の後、渡米した駿人と菊花。家族を失い駄目になる優士だが「世界のどこにいても、俺は優士の所に帰るから。」の駿人の言葉で持ち直す。日高の変貌。最終話で結ばれる2人でした。
ラスト、日高がスクールゾーンの道路にいたので、また教職に戻れたのかなぁ…。幸せになって欲しい!番外編に期待してます。星は4寄りの5で。
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