【ネタバレあり】アルバート家の令嬢は没落をご所望ですのレビューと感想（21ページ目）

悪役

悪徳令嬢の登場する乙女ゲームに転生しちゃったんだね。実際の主人公はどんな人だったのかな？しかも執事？に話してる。

執事が、

荒唐無稽とも思われる転生について信じてくれて、付き合ってくれる
最高の侍従関係、というか友人？関係
大元のストーリーに加え、２人がこの後恋人なるのかどうかも気になります

面白い

とても面白かったです。主人公は悪女令嬢じゃないし、悪女令嬢にはなれない性格。最後は意地悪だと思わせたかった人にも好かれてしまいます。

格差恋愛が成就したら素敵よね。と思いながら読んでいました。国外退去で平民になったとして、あの縦巻きドリルが持つ威厳が平民に馴染めるとは思えない…と思いつつ楽しみにしています。

面白い

物語の内容も面白いけど、主人公がいい。特に従者とのやりとりが微笑ましくて！従者とくっつく未来になればいいのに〜

つい読んでしまう

設定はよくある転生ファンタジーの話で、ゲームの中の悪役令嬢に転生して、途中で前世のことを思い出すパターン。
でも、悪役令嬢の性格とか面白くて、ついつい読んじゃいました。

良くある悪役令嬢モノとはかなり違ってます。最初は何のことかサッパリわかりませんでしたが、主人公が悪役令嬢となって没落したいのかが、やっとわかって来ました。

絵が癖なくて奇麗。

ゲームでは悪役令嬢に転生するのが一番面白いという事なのか、と思うくらいみんなして悪役令嬢になるなあという印象。貴族社会からの離脱を目指すメアリは苦労知らずなのに考えが甘い、とは思うが侍従の彼が何とかしてくれそう。メアリが市井に降りたいのは彼と一緒になりたいのもあるのだろう。賢明な王子様がヒロインと普通に恋愛関係になるのは逆にいい感じ。

ゲームの中の悪役令嬢に転生してた…って話はすごく多いけど、こちらのお嬢様は変わってるというか潔く悪役として没落をめざそうとしていておもしろいと思いました。
結果、悪役になりきれず周りからも慕われてるように見えます。

ノリノリでバッドエンドに
自ら突き進む主人公。

前世を思い出したとたん、
本来の結末を回避しない決断に至る。

その切り替えの早さがあまりに潔く、
何で没落したくないとは一切思わないのか？という疑問は残る。

でもいつのまにか、
だんだんそのへんは
何かどーでもよくなってきた自分がいる。

キャラ同士のやりとりが楽しくて
それだけで面白くなってきてしまった！