彼の愛情の秤
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あらすじ
胸の最深部を切り裂く、未知なる純愛! 容姿端麗で成績優秀。人望も厚い、という同学年の男子・有重律(ありしげりつ)。誰もが惹かれる彼の笑顔に、未央子(みおこ)は得体の知れなさを感じていた。そんなある日、未央子は、有重が部活仲間の男子・浅場(あさば)に恋をしているという事実を知ってしまう。未央子が知っている恋は、ダメになったら次を探せる恋。けれど有重が浅場に寄せる想いは、そこまでに純粋で、どこまでも深い、世界でたった一つきりの恋だった。そんな有重の側にいるうちに、未央子の中で、まったく未知の感情が芽生え始めて…!?人は人の何に恋をするのか。中身だというのなら、どんな姿でも愛せるのか。たとえ性別が変わっても…。鮮烈な作品の世界にどっぷりと浸ってください!
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みんなのレビュー
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デビュー当時から
好きな作家さんで、コミックスも買っていました。
しばらく書店から離れていたのですが、場所を取らないという理由でデジタル書籍に手を出し始め、ふと気になって検索したら、記憶よりずっと刊行されていて嬉しいです。
この作家さんはいつも、ストレートに惚れた腫れたではクリアできない、人の「心」に焦点を当てています。今回は同性。性別が違うからって、想い合えるのが当たり前ではないんですよね。人を愛しいと思う気持ちは、一体どこからくるのか。そこに優劣なんてあるのか。当たり前が当たり前ではなくなった時、どう感じるか。読み手によって感想が違うだろうと思います。
私は、「相変わらず、痛々しいほど純粋に心を向けてくるなあ」と懐かしく思いながら読みました。上部だけでない、深層からの「その人」と出逢った時、それが「普通」ではなかったら、大概の人は「異物」として嫌悪します。それをしないヒロインの真っ直ぐな心が、とてもきれいで、愛おしく感じました。ふたりがどうなっていったとしても、お互いに幸せになって欲しい。できるなら、一緒に歩んでいってほしいな、と思います。素敵な作品に感謝を。by 年季の入った本の虫- 0
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5.0
作者さんの作品はちょっと重くて切なくて、読んだ後になんとも言えない気持ちになるけど好きです。表題作も良かったけど、他の2作品も面白かったです。
by mrc mrc- 1
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5.0
イケメンで頭脳明晰の有重と彼氏に二股されたヒロイン。図書室で有重が男友達を好きな事を知ってしまうヒロイン。結ばれない恋話だけど、引き込まれてしまう
by なーさん4649- 0
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3.0
試し読みとあらすじを見て気になりました。少し重めで、切なくなるようなお話です。まだ読み始めたところですが、もう少し読んでみたいなと思います。
by しりょさん- 0
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5.0