みんなのレビューと感想「センコウガール」（ネタバレ非表示）（13ページ目）

一人の死から始まる女子高生同士のミステリー。最初の方だけでは訳が分からなく謎だらけです。誰かに感情移入して読み始める事ができないんです。もっと読み進めないと話が繋がらないみたいですね。買おうかどうか悩みます。

虐められてた美少女が再び学校に来たときには以前とは考えられないような性格になっていたというストーリー。
虐めとか十代の少女の心の中の闇とか、暗い要素たくさんなのに主人公の民子の豹変した性格がとにかく変人の極みでやばい人なのに面白い。
復讐しにきたんじゃ……と怯えるクラスメートたちのリアクションにも笑った。ギャグ漫画っぽい描写をしているようにも見えるが、コンプレックスとかルッキズムとか、少女たちが抱えている闇の描写が結構深刻。
重いお話なんだろうけど描き方が良いのかな。あんまり辛い感じはせずに読める。でも相当な闇を抱えている漫画だ。

すごいです。
まだ、全然序盤しか読んでないんですが、すごい引き込まれます。
絵がキレイなので、ダークな部分がまた際立ちます。

てっきり、青春系かなーと思ったらちょっと違うみたい。
でも何系、って言われるとまだわからないのですが…
とにかく、すごく引き込まれる作品で、今一番先が気になるマンガです。

無料だったのでとりあえず１話を読みました。何か怖そうな感じがして、２話目からは読んでいません、気にはなるけど

ちょっと怖い出だしと絵ですが、レビューがかなり良いので最後まで読みたいと思いました。まだ怖い途中です。

儚く美しい｢光｣達

｢少女｣でも｢女性｣でもない頃、そんな瞬間を刹那に描かれている良作品。
過ぎてみれば本当に一瞬で、あの頃は良かった…などと振り返ったりするけど、その真っ只中にいる間は悩み苦しむ女の子がほとんどだろうと思います。
そんな女の子達をとても良く捉えていて、引き込まれました。

冒頭から中間くらいまでは、登場人物それぞれの闇が深そうで心をザワザワさせられますが、その後一気に展開して、タイトルの意味がしみじみきます。
｢閃光｣でも｢閃光少女｣でもなく、カタカナで｢センコウガール｣なのが作中の重い部分を爽やかにしてくれていて、バランスがいいですね。

民子がとにかくキレイで眩しい。
キラキラして瑞々しくて、なのに儚げで。
ずっとそう感じながら読み進めてたら、このラスト。
ああ、だからこんなにも美しく儚く、作中に存在していたのかと、胸が痛くなりました。

そしてそれまで、たいして魅力的ではなかった他の登場人物達も、民子と関わる事で次第にキラキラと閃光を放ち出す、作家さんのその表現力を素晴らしいと思いました。

父の法要の度に説法をいただくのですが、故人を度々思い出し、話題にするのが大切なのだと。
この女の子達もそうであって欲しいです。
亡くなった彼女達の輝いてた姿を思い出しながら、ずっとキラキラしていて欲しいです。

なんだか不思議な物語。
私の想像力とかが乏しいせいか、いまいち理解できず。ハマりませんでした。

ちょっとホラーっぽいと思ったけど、この年代特有の危っかしい情緒の不安定さみたいなものを、上手に絵で表現されていると思う。

いわゆる毒親エピソードを絡めながら展開して行く切なくて苦しくて闇が深い、だけれど青春も感じられる女子高生達の物語です。

面白い

絵が美しいのと、男性とも女性ともとれる性格の描写が素敵だと思いました。誰でも親近感が湧くと思います。