4.0
作者さん、どんな気持ちでこの作品を描いたんだろう。
私の父は暴力は振るわなかったけれど
いわゆるモラハラな父親でした。
子供の頃から愛されていると実感したことがなく
それどころか私が悪い子だから怒られてばかりなんだ、という感情を植え付けられていた。
対外的にはアザがあるわけでもなく
ケガをさせられたわけでもなく。
そしてこの作品の父親と同じく世間的には
良いお父さんってよく言われる。
1年前、やっと父親が死んだ。
本当にこのタイトルのように一番に思った。
死んだ後、葬式以外にお金も時間もかけたくなく
1周忌もやっていない。
本当にやっと死んでくれたんだから、
もうあの父親に自分の時間は割かない。
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