みんなのレビューと感想「雪女と蟹を食う」（ネタバレ非表示）（23ページ目）

無料分までよみました。
なんとも言えない、現実と理想と悲しみが混ざった主人公と、謎のヒロイン。
一見、何故カニ？と思うものの、
人にとってのキッカケや大切なものってそういうものなんだろうな、と感じました。

何?このタイトル！？から始まって、読み進めてみたら…何かちょっと切ない話。ち漢の冤罪で実刑をくらってしまい、世をはかなんで死を決意し、最後に北海道の蟹を食べに行く事にした北さん。それが実現出来たのは不思議な女性・アヤメさんと出会ったから。アヤメさんに翻弄されながらも旅を続けていく二人の姿が悲しげに見えます。エロい場面もあるけど、それより悲しさの方が気にかかります。

うーん

導入がいまいち好きになれないです。自殺をする程の心理状態じゃなかったにしても、うつ状態が浅すぎるので、実行一歩手前にはいかないくらいだと思う。そんな軽いもんじゃないって思ったらイラッとしました。

よい展開

願望に近いといった展開が面白い。でも現実にいるかも知れない、そんな幻想を抱かせてくれる描写がすばらしい。続きが気になる。

なんだか不思議な世界観で、気が付いたら次々読んでました。
最初に死のうとしている主人公ですが、蟹を食べたいという小さな欲求からどんどん欲求が増えて…不思議な出会いがあり、不思議な旅があり。

８話まで読みました。もはや意味がわからないですよね。題そのままだし笑。でもその意味不明さが今の主人公の半信半疑さをわかりやすくしていておもしろいと思いました。

どーせエロなんだろなと思いつつ無料に惹かれて読んできましたが！実際そういうところはあるけど笑笑、それよりも心理描写とか不安定な関係とかが気になってこの先読んでしまいそうです。。北さん、いい人なんだろうな。

気になる

人生の最後に食べるのはカニかぁ、カニはあまりそそられないけど北海道のカニだと格別なのかな
主人公がどうなっていくかきになる

面白い

人間の欲は果てしなく、生にしがみつくのも人間らしい。でもこの人妻は何を考えているのかがわかりません。ミステリアス。

引き込まれていきます

最初は何気なく読み始めたのに、いつのまにか引き込まれていってしまいました。現実に起こったら、とか、自分だったら、と置き換えて考えてみたり、この先どうなっていくのか気になって読みたくなる作品です！