みんなのレビューと感想「雪女と蟹を食う」（ネタバレ非表示）

逃亡なのかと思わせる作品

主婦は現実から
逃亡したかったのかと
思わせる作品です。
現状を変えるために、
それを崩してくれるような
男を待っていたのではないのかと。
大人の複雑な心理描写を描いた
とても面白い作品です。

不思議な世界！

あやめさんの不思議な魅力に取り憑かれました。
ドラマ化もされてるんですね。
観てみたいな。

北海道までの珍道中、北さん、きっといい人なんだろうなってのがダダ漏れで伝わってきます。
どんどん続きが読みたくなる作品です。

うんうん

えがうつくしい。女性が素晴らしくいいですね。特に「め」。それと随所にはさまれる内省がいい感じです。この作者はおそらく文学の方面にも明るいかたなのでしょう。

まるで文学小説

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押し入ってきた相手とまさか蟹を食べに行く展開になるとは、思いませんでした。
漫画なのですが、小説を読んでいるかのような気分になる昨日でした。
何度か仄暗い展開があってドキドキしましたが、ハッピーエンで良かったです！

なるほどなタイトル

生きる事に疲れて自殺しようとしていた男が偶然出会ったお金持ちそうな人妻の家に盗みに入り北海道に蟹を食べに行く事に。
美しい人妻は盗みに入った男を怖がる訳でもなく体を許し自分で車を運転して北へと向かう。
途中の土地で美味しいものを食べ、観光もして。
北と呼ばれる男は冤罪をかけられ彼女にも逃げられ、家族もいなくなり人生に絶望し、死のうと思っていた事が徐々に分かってきます。
しかし人妻は大きく綺麗な家に住み不自由もない様に思えたのに何故この旅をしているのか。
雪枝の深い悲しみが明らかになった時、雪女という表現がぴったりだなと思いました。

一度目読んでいる時には死に向かう悲しい旅で景色を見る余裕がなかったといいますか、ストーリーに必死でしたが、二回目は安心して観光気分になれるお話でした！

純文学

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「雪女」の様なヒロインが小説家の妻なだけあって、ただのエロ漫画かと思いきや、純文学の様な洗練された物語です。私は何度か涙しました。

心の動きが段々見えてくる

手探りで始まるストーリーが、少しずつ足元から見えてきて、
全体が見えてくるころにはすごく大きくて深くて、
揺さぶられて、
でも段々、やっぱり人間そうでなくちゃ生きていけないよねって、着地する。

よく分からない

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無料分読んでみたけど…
絵は嫌いじゃないけど
よく分からない話
ん？ってなる。
なんで？なにが？って。
本当死にたいのかな？って。

ワケわからん題名と思ったら。。

小説みたいなストーリー展開で読むのがとまらなかった。。そして、自分の人生や考え方を省みる機会になりえるものと出会った気がする。
出会えたことに感謝します。
作者さまありがとうございます。

深い

最後まで読みました。人は色々な事を思いながら、そのほんの僅かな部分だけを共有して生きている。大作でした。